このところ曇りや雨で涼しい日が続いています。九州では早い梅雨入りをしたようですが、この辺りも梅雨のような天気。暑がりの私にはありがたいことです。今朝も涼しかったので、早朝 5 時前から、苗の定植や種まきなど、たっぷり 4 時間ほど作業できました。畑での時間はあっという間です。
オレンジミニパプリカ、ピーマン、ヴィオレッタ・ディ・フィレンツェの定植
オレンジミニパプリカとピーマンのうち、十分な大きさに育ったものを定植しました。一足先に、一週間前に植えたパレルモは、無事活着しているようです。虫に食われているものもありますが、幸い大きな被害はありません。


ヴィオレッタ・ディ・フィレンツェという品種のナスも植えました。種苗交換会でいただいた種ですが、丸くて大きいナスで、世界一おいしいと言われているそうです。私の畑では、そこまで大きくならないと思いますが、世界一と言われれば、味には期待してしまいます。

発芽状況
黒大豆は初生葉が出ていますが、色がおかしく、あまり状態がよくありません。インゲンは、二種類まいて、どちらも順調に発芽しています。今日は、はじめてサトイモの発芽を確認しました。4 月 24 日に植え付けたので、一か月ちょっとかかりました。発芽したのは、まだほんの一部です。



それぞれの野菜の現状
ズッキーニは、あんどんからはみ出るほど育ってますが、一株だけ、ウリハムシにひどくやられていました。写真を撮り忘れましたが、別の場所に植えたものは、同時に植えたのに、品種が違うせいなのか、場所が違うせいなのか、まだヒョロヒョロであんどんの上端に達していません。


同じウリ科のカボチャは、とても元気です。別の場所であんどんなしで種をまき、丸坊主にされたカボチャは、今日あんどんをかぶせてまき直しました。

あんどんなしで定植したヘチマもかなり食われてしまっています。スイカは一株消えていました。割と大きくなっていたのに、いったい何者の仕業でしょうか? どちらも今日は種を持っていなかったので、次回まき直します。


移植してから、腐ったり、ネキリムシにやられたり、モグラが通ったりで、ほとんどダメになってしまったロメインレタスですが、生き残りは何とか頑張っています。


トマトは、まだ勢いが感じられませんが、虫の被害はあまりなく、少しずつ成長しています。一週間前に定植した青じそも元気そうです。写真はありませんが、バジルは、虫にかなりやられていました。シソ科のシソ、スイートバジル、ホーリーバジルなどは、直播きもしましたが、この時期草の勢いがすごいので、成長がゆっくりのこれらの植物はとてもかないません。 あっという間に草に埋もれてしまうので、やはり育苗する方がよさそうです。


キクイモは絶好調です。その周りに植えたヤーコンは、あまり発芽していないのですが。

クサソテツ(コゴミ)は、笹やチガヤが生い茂る場所なのですが、何とか元気に育っています。

本日の収穫
今日は、イチゴが収穫できました。小粒ですが、動物の被害もなくきれいです。ワイルドストロベリーも赤い実をたくさんつけていました。サニーレタスとグリーンリーフレタスは、置いておいても大きくなる前に腐ってきてしまうので、その前に食べることにしました。春にまいたホウレン草は、春まきの品種にもかかわらず、すでにとう立ちし始めたので、小さいまま収穫しました。スナップエンドウは、今年初収穫。ふっくらしていて、おいしそうです。写真にはないですが、パクチーも収穫しました。オルレアがたくさん咲いているので、また持って帰って家に飾っています。

今日の生き物と草花
オルレアが花盛りです。小さなかわいらしい白い花を咲かせてくれるオルレアですが、とても丈夫で、こぼれ種で勝手に生えてきてくれます。別の畝では、ブルーマロウの花が咲き始めて、畑が華やかになりました。友人からビオラを分けてもらいました。もう時期は終わりですが、まだつぼみがたくさんついています。今年は今のところ涼しいので、少し長持ちするのではないでしょうか。日が当たって暑くなりすぎないように、ブルーマロウの陰に植えました。ハーブコーナーのワイルドストロベリーやタイムもきれいです。




育苗のようす
天気が悪く、気温が低めなので、苗の成長もゆっくりのように感じます。特に、早く成長してほしいサツマイモは、なかなか大きくなりません。果菜類は順次畑に出していっているので、残り少なくなりました。トウガラシ類とミニトマトは少し余るので、友人に譲る予定です。ナスは、最初の苗がもう一つだったので、5 月 9 日に種をまいたものが、今双葉の状態です。畑で発芽してウリハムシにやられてしまったキュウリは、5 月 21 日に育苗を始めましたが、4 つすべて発芽しました。





