2023.10.17 畑の記録「サツマイモの2 度目の収獲、ヘチマたわし作り」

Translate:

今度の日曜日は、最低気温 4 ℃の予報が出ています。そろそろ初霜かもしれません。その前に、晴れが続いているうちにサツマイモを掘って乾かしてしまいたいので、今日、もう一つの畑の芋掘りをしました。朝は寒いですが、昼間は晴れるとまだまだ暑いです。

目次

貸農園のようす

まずは、ちらっといつもの貸農園を見に行きました。また、インゲンがすべて倒れています。重たいので、立て直すのが大変です。この前よりはがっちりと立て直したつもりですが、強風が吹くとまた倒れそうです。

白インゲンが支柱ごと倒れていました。

他には特に変わったことはなかったので、見回りながら少し収穫をして、もう一つの畑に向かいます。

サツマイモの収獲

この畑は今年の春から借りているので、サツマイモを育てるのははじめてです。購入した苗を植え付けたのですが、購入後の保管状態が悪かったせいで、植えるときにはすっかり萎れてしまっていました。そのせいで、活着せずに枯れてしまうものもありました。その後、自家製の小さな苗で補植しましたが、苗が小さい上に定植が遅かったので、最初に植え付けたものも含め、全体的に成長が思わしくありませんでした。そういうわけでほとんど期待はしていなかったのですが、実際に掘ってみると、思った以上に不作でした。

まず、芋が一本もついていない株がいくつかありました。葉が茂ってつるボケというのならわかるのですが、葉は茂っていないし、小さい芋すらついていないというのは一体どういうことなのでしょうか? 芋がついているものも数が少なく、それも小さい芋ばかり。苗数は、先に収穫した貸農園の倍だったのに、収量は今日の方が少ないほど。貸農園の方も不作だったので、それよりさらに不作ということです。

この畝は、チガヤの地下茎が張り巡らされていて、どこを掘っても地下茎に当たります。地下茎から出るチガヤの芽はかなり鋭いようです。今日のサツマイモもこの前掘った落花生も、チガヤの芽が突き刺さっているものがありました。とんでもない力です。自然農では土を動かすのは好ましくないとされていますが、どうせ芋ほりで動かしたので、ついでにチガヤの地下茎も取れるだけ取りました。もちろん全部取るなんて不可能なので、取ったのは氷山の一角です。芋ほりのあとは、土の上に芋のツルをかぶせましたが、さらに土手のチガヤや葛を刈ってきて、畝の上にたっぷり敷きました。チガヤの芽に光が当たらないようにする作戦です。

収獲したサツマイモ

今日は、芋掘りよりもチガヤの地下茎掘りに時間がかかりました。芋ができなかった原因として思いつくのは、チガヤの地下茎がすごすぎたこと以外には、地上部もチガヤで日当たりが悪くなっていたこと、モグラの通り道であること、雨が極端に少なかったことくらいでしょうか。実際のところはわかりませんが、チガヤがここまではびこっていては、他の野菜を作るのも困難そうです。今日は少し取り除いたので、来年は少しマシならいいのですが。笹も生えている、なかなかワイルドな畑です。

サツマイモの不作は残念でしたが、一つ素晴らしかったことは、貸農園で採れた芋と違って、この畑の芋は肌がきれいなことです。貸農園では、3 年とも、ハリガネムシとコガネムシの食害で表面がボコボコだったのですが、ここはそんなことはありませんでした。普通のきれいなサツマイモができたのはとてもうれしいです。悪いことばかりではありませんね。来年は、同じ場所で、さらに苗数を増やして挑戦したいと思っています。

ヘチマたわし作り

台所用スポンジは、普通のプラスチックのものを使うと、ごみ問題に加え、マイクロプラスチックの問題が気になります。以前メキシコに行ったときに、Airbnbのホストが食器洗いにヘチマたわしを使っていたので、私も見習おうと、今年はヘチマを育ててみました。

ヘチマの実がなったら、そのまま乾燥するまでぶら下げたままにしておきました。その過程で、いくつか腐ってしまい、腐らなかったものも雨に当たってカビが出ているので、最良の方法ではないのかもしれません。青いまま収穫して外で乾かす方法や、青いものを煮て皮をむく方法もあるようです。

畑でなったまま乾燥させたヘチマ。ちなみに写真左は種取り用のオクラ(ダビデの星)

畑で乾燥させたヘチマの皮は、すでにパリパリです。それを手でむきます。中に入っている種は、ヘチマを振ると先端から落ちてきます。カビが出ているところがあるので、後日煮沸して干す予定です。

本日の収穫

今日の主役は、やっぱりサツマイモ! 収量はびっくりするほど少なかったですが、おいしいに違いありません。先週収穫した貸農園のさつまいもは、2 日ほど干した時点で味見してみると、すでに甘くておいしかったです。今回は、紅はるか以外に、いただいた玉豊という品種のものも植え付けました。玉豊は、干し芋に向いている品種らしいので、とても楽しみです。

紅はるかと玉豊

夏野菜は残りわずかです。パレルモは、たくさんなっていますが、なかなか色が変わりません。葉物が少しずつ育ってきたので、大根、日野菜カブ、ルッコラ、ビーツ、春菊など、間引き菜を食べることができます。キアゲハの幼虫に明け渡したニンジンは、あきらめていたのですが、最近復活してきているので間引いてみました。間引いたディルと自生のアップルミントも収穫。

種取り用においていたダビデの星というオクラも茶色くなってきたので持って帰ってベランダに干しています。今はベランダは干すものが多くて賑やかです。落花生、サツマイモ二箱、種各種、干し芋など。干し芋はネットに入れて吊り下げて干していますが、気軽に取れるので、ついついつまみ食いしてしまい、あまり干さないうちになくなってしまいます。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次