今朝は薄曇りでやや過ごしやすい気温です。雨がなかなか降らず、秋冬野菜の発芽が思わしくないので、少しまき足したり、まき直したり。雨の予報はあてにならないので、水やりもしました。朝 5 時ごろに家を出ると、日の出前に畑に着きます。この時間だと、畑までの道中で美しい朝焼けが見られます。山を越え、空が広がり、真っ赤に染まった空が目に飛び込んでくると、早起きしてよかったなぁとつくづく感じます。
秋冬野菜の種のまき足し・まき直し
雨が降らず、種をまいてしばらくしても発芽していないものがあります。レタス、ほうれん草、ニンジン、パクチー、ディルなどです。今日は、種が残っているものだけですが、まき足したり、まき直したりしました。明日の午後は雨の予報が出ていますが、雨の予報には裏切られっぱなしなので、期待せずに水をやることにしました。今日種まきをしたところに加え、以前播種して発芽していないところにもたっぷり水をやります。水道までは 50 メートルくらいですが、ジョウロを持って何往復もしたので、いい運動になりました。
アブラナ科の間引き
源助大根は、初期は虫食いもなく調子がよかったのですが、ダイコンサルハムシに見つかってしまったようで、最近は食害がひどいです。そうはいっても、すでにある程度成長しているので、全滅させられる心配はなさそうです。密になっていると成長しにくく、余計に虫に狙われそうなので、少し間引くことにしました。残念ながら、葉っぱはボロボロで食べる気になれませんが、小さな大根は何かに使おうと思います。
ケールも少し間引きが必要です。ここにも少し虫がついてきましたが、他のアブラナ科と比べるとずいぶんきれいです。間引いた苗は、インゲンの根元に移植してみました。根っこを傷めていると思うのでうまく根付くかどうかは疑問ですが、一つでも活着したらいいという程度の気持ちで植えてみました。初心者にありがちなことだと思いますが、間引いた苗を捨ててしまうというのは、もったいなくてなかなかできないのです。
それぞれの野菜の現状
白菜はすっかりボロボロです。丸坊主になったものもあります。すっかり丸坊主になれば、虫もいなくなるので、もしかしたら復活するかもしれないと、むしろひそかに期待しています。それにしても、ダイコンサルハムシにとって、白菜はよっぽどおいしいのでしょうね。ハクサイサルハムシと改名すべきかもしれません。
落花生の茎が何者かに折られていました。昨夜から今朝にかけて折られたばかりのようです。株元を確認しましたが、ネキリムシのようなものは見当たりませんでした。変な場所で折れているので、動物が通ったのかもしれません。もうすぐ収獲だったのに残念です。健康に育っている落花生は、子房柄がたくさん伸びています。あとは、収穫まで動物にとられないよう、虫が入らないよう祈るのみです!
ちょうど 10 日前に定植したイタリアンパセリは、外の葉が枯れてきていますが、中心部は青々と成長しているようです。お盆のころに草の海から救い出したセージは、その後元気に育っています。救出時( 8 月 14 日、下の写真)と比べると、ずいぶん色もよくなって、見違えるようです。徒長していた方の株は変にくねくねと曲がったままではありますが、しっかりと上を向いて、株元からは新芽も出ています。
いつ種をまいたか忘れてしまったのですが、キュウリが少しずつ成長しています。下の方の葉っぱはすでに病気でボロボロですが、新しい葉っぱはきれいで、花も咲いています。白インゲンは、二か所で育てていますが、一か所は調子が悪くなってきました。カメムシがたくさんついているうえに、茎には虫が入った形跡があります。莢も形の悪いものが目立ちます。9 月 9 日定植の芽キャベツは、同日定植の白菜と比べると悪くない感じですが、少し虫食いが目立ってきました。ビーツは発芽していますが、今この大きさでは、寒くなるまでに大きくなるかどうかは不明です。
本日の収穫
夏野菜の勢いが一気に衰えてきました。時期的なことはもちろんなのですが、雨が降らないせいか、去年より早く終わってしまう感じです。今日の収獲は、マッツワイルドチェリートマト、種取り用のサンマルツァーノ、間引き大根、ナス、アップルグリーンナス、伏見甘長トウガラシ、万願寺とうがらし、さやインゲンです。収穫がさみしくなってきましたが、来月には、お楽しみの落花生とサツマイモが待っています! ケールやレタスなどの葉物も待ち遠しいです。
今日の生き物と草花
パースニップにまたキアゲハの幼虫が……しかも二匹。前回も一匹見つけてニンジンに引っ越ししましたが、また新たな二匹をニンジンに移動させることになりました。せっかく育っていたニンジンには、本当に申し訳ないことです。前にニンジンに移動させた終齢の幼虫はいなくなっていたので、蛹になったと思われます。キアゲハは畑では見かけることがあまりないのですが、一体いつ卵を産みに来ているのでしょうか? ニンジンには、また別の虫もついていました。謎の毛虫です。これは、よそに行ってもらいました。
夏野菜が弱ってきて、テントウムシダマシが増えています。葉っぱだけならいいのですが、ナスやトウガラシ類の実もかじってしまうのが困ったところです。白インゲンの莢に、とても大きなお腹をしたカエルがのっていました。一体何を食べたのでしょうか? 頼もしい限りです!
畑のあちこちで大きく成長しているアフリカンマリーゴールドは、まだ咲き続けている株もあれば、もう終わりに近づいているものもあります。隣との境界に植えて壁のようになっていた一群は、もう花の時期を終えつつあります。あとは種取りです。ちなみにアフリカンマリーゴールドのうしろにさらに高くそびえたつ黄色い花は、隣の畑のキクイモです。2 メートルは軽く超えるなかなかの長身です。