2023.07.17 畑の記録「草と猛暑」

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また 2 週間ぶりの畑です。遅れているジャガイモの収穫をして、そのあとにインゲンの種をまきます。それ以外は、ひたすら草整理です。この時期の草の伸び方は尋常ではなく、たった 2 週間でジャングルは元通りどころか、さらに勢いを増しています。この暑さの中、何の世話もしなくてもぐんぐん育つ草のパワーは猛烈です。野菜が負けてしまわないように、できる限りのことはしたいと思いますが、草とは違って暑さに弱い私では役不足です。とにかく、埋まってしまった野菜を少しでも救出したいと思います。

目次

ジャガイモの収獲

遅くなってしまいましたが、やっとジャガイモを収穫しました。収量は非常に少なかったですが、忙しいときに大量に収穫しても処理に困ってしまうので、少なくてむしろ良かったと思います。

シャドークイーンは、それなりにできたのですが、なぜかキタアカリがよくありませんでした。前回にはあったはずの地上部がすっかり消えている株が多く、どこに植えたのかもわかりません。手あたり次第掘ってみたらいいのかもしれませんが、せっかく育てた土は、なるべく動かしたくありません。控えめに掘りながら宝探しをしましたが、あまり見つけることができませんでした。

収穫したジャガイモは、日陰で表面を乾かして保存すればよいようですが、締め切ったアパートの温度は相当上がるので、どのくらい持つのかはわかりません。種芋を残すほどの収量ではなかったので、来年も購入することになりそうです。今年は、何度も霜に当たって枯れてしまったので、それをどうするのかが次回の課題です。

インゲンの播種

ジャガイモの跡地に白インゲンの種をまきました。種のほとんどは自家採種したもので、一部は種苗交換会でいただいたものです。

竹を組んで支柱を立て、それぞれの支柱の根元に 3~4 粒ずつまきました。1 センチほど覆土し、よく鎮圧してから草をかけて終了です。今日と明日は猛暑ですが、あさってから雨が降りそうなので、なんとか発芽してくれるといいのですが。

手前の二か所と写真左奥の一か所に、白インゲンの種をまきました。

それぞれの野菜の現状

オレンジ小玉スイカが少し大きくなりました。同じくらいの大きさのものを 2 個確認しました。ツルが草の中に伸びていて、草が刈れず、何がどうなっているのかわかりませんが、草に隠れてもっと実がついているのかもしれません。下の写真は、2 週間前のものなので、なかなか順調に成長しているようです。花が咲いてから 35~40 日くらいで収穫できるようなので次に来たときにはかなり大きくなっているはずです。去年は、下の写真のような小さいものがそのまま腐ってしまい成長しなかったのですが、今年は今のところよさそうです。

2 週間前のオレンジ小玉スイカ

カボチャは、グングン伸びています。今のところ、うどんこ病も見られず、葉っぱはきれいです。草があってもその上を這っていくので問題なさそうです。アフリカンマリーゴールドの上も乗り越えて行っています。

カボチャとアフリカンマリーゴールド

サツマイモは、草にまみれているものの、それなりに順調に育っているようです。この畑には 10 株、もう一つの畑には 20 株植えましたが、苗が新鮮な状態で植えたこの畑の方がはるかによく育っています。もう一つの畑では、植え付け時点で苗がかなり弱っていたので、半数が活着せずに枯れてしまいました。その後、自家製の苗などで補植しましたが、成長は遅れています。

サツマイモ

本日の収穫

昨日の収獲は、ジャガイモ、間引きニンジン、ピーマン、万願寺とうがらし、パレルモ、ステラミニトマト、サンマルツァーノトマト、ズッキーニでした。ジャガイモは、全体的に小ぶりです。パレルモは、大きくなってきましたが、最初のうちは緑のまま収穫して、その後色がつくまでおいておこうと思います。ステラミニは、裂果しているものも目立ちましたが、割れた実を食べてみると果物のように甘かったです。ズッキーニは、また巨大化してしまいました。

今日の収獲は、ズッキーニ、アップルグリーンナス、サンマルツァーノ、ステラミニ、掘り残しのジャガイモ、青ジソ、ミント各種、サニーレタスです。ズッキーニは手ごろな大きさで一つだけ収穫できました。黄色のものは小さいのですが、二週間後には大きくなりすぎるので、今日収穫することにしました。アップルグリーンナスは初収穫です。シソは何本も植えたので、嫌というほど収穫できます。サニーレタスは最後の収獲。ミントも少し採りました。

今日の生き物と草花

となりの今はだれも使っていない畑を撮ってみました。とにかくすごい草です! 東からの日照が妨げられるので、近くに作物がある場所は、少し刈ってみましたが、とても追いつかないので、そのうち農園の人が刈ってくれるのではないかと期待しています。でも、ここの草は、冬の草不足のときにとても重宝したので、悪いことばかりではありません。

隣の空き地

夏になって、畑は花盛りです。はじめて育てるオルレアとニゲラも無事花を咲かせてくれました。オルレアの白い花は、隣との境界を彩っています。ニゲラは種袋が膨らんできて、とても不思議な形になっています。大きくなった種袋は色もきれいです。非常に発芽率が悪かったマリーゴールドは、大量に種をまいたのに数本しか育ちませんでした。でも、育ったものはよく咲いています。アフリカンマリーゴールドもずいぶん大きくなってきたので、次回は花が見られるかもしれません。ナスタチウムは、草に埋もれながらもよく咲いています。こぼれ種で発芽したヒマワリもあちこちで花を咲かせています。一冬越してやっと花をつけたローマンカモミールもおどろくほど大きな株になって、可憐な花が目を楽しませてくれます。

季節の変化とともに、見られる虫も変わってきました。作業で手一杯で気づかないだけで、畑には、もっともっとたくさんの種類の虫が生活しているのでしょうね。暑くなければ、もっと長く畑に滞在して、花や虫を眺めたいものです。

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