2022.10.31 畑の記録「3 度目のタマネギ定植とグリーンピースの種まき」

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今朝も寒いので遅めに 9 時ごろから作業開始。真っ青な空のもと、おそらく今年最後の種まきと定植です。

抜けるような青空です。
目次

タマネギの定植(3 回目)とグリーンピース播種

タマネギは、10 月 12 日に赤タマネギ、 27 日に中生種のターボを少しずつ定植していたので、今日は 3 回目です。そんなに植えるつもりはなかったのですが、三日ほど前、近所の道の駅で立派な苗を見つけて買わずにいられませんでした。去年、道の駅でタマネギの苗が売られていた記憶があり、今年も行くたびにチェックしていたのですが、売り出されるのが思ったよりも遅かったため、今年はもう出ないのかと思い、ホームセンターで購入してしまいました。最初の赤タマネギは、50 円で売られていた干からびた小さな苗で、次に植えたターボも小さな頼りない苗だったので、どちらも冬を越すのが難しそうです。今回購入した苗は、50 本入りで多すぎるとは思ったのですが、あまりにも立派だったので、悩んだ末に買ってしまいました。品種はわからないのですが、ホームセンターのものとは違い、近所の人が作っている苗なので、植える時期も今で間違いないはずです。昨日、自然農の勉強会でタマネギの定植を見せていただいたので、まさにぴったりのタイミングです。

勉強会では、油かすをまいて準備しておいた畝の草マルチをかき分けての定植でしたが、手持ちの油かすがなかったので、とりあえず持っていた燻炭をまき、その上に米ぬかをまきました。そこに枯草をたっぷりかぶせ、溝を掘ったところにタマネギの苗を植えました。植える深さは 2 センチほどで、霜で浮き上がらないようにしっかり押さえるとよいとのこと。地力のない畑では大きくならないようなので、株間は狭くしました。二か所に分けて定植しましたが、一か所は、同じ畝の北側にグリーンピースの種をまきました。グリーンピースをまく部分には、米ぬかはまかず燻炭のみです。この畝は何の風よけもない吹きさらしなので、写真は撮り忘れましたが、夏野菜の残渣などで風・霜よけの壁を作りました。特に冬は強風が吹き荒れる地域なので、そのうち崩壊してしまうかもしれませんが。もう一か所は、サツマイモを掘ったばかりの畝です。同じように燻炭と米ぬかをまき、草マルチをたっぷりかけて定植します。

たくさん植えたので、実際にちゃんとしたタマネギができた場合は、干す場所も保管する場所もないのですが、そんなことにはならないと思うので心配はいりません。小タマネギを目指します。

ニンニクのようす、追加植え付け

4 日前に虫にかじられていたニンニクは、ボロボロになりながらも、新しい葉が出て来ているのを確認しました。成長は遅れてしまいますが、なんとか大丈夫そうで一安心です。1 週間前には、台所で芽が出てしまったニンニクを植え付けましたが、そちらも弱々しいながらも何とか無事です。芽が出てしまったニンニクをまた発見したので、水につけて発根させてから今日 6 つ植え付けました。この辺りでは、ニンニクの植え付けは 10 月上旬までに終わらせた方ががよさそうなので、ちょっと遅すぎるかもしれませんが、植え付けた一片よりも大きな球ができればそれでいいと思っています。6 月はじめに収穫して少しずつ使っていたニンニクは、これまで 5 か月近く芽を出さなかったのですが、ここ数日で次々と芽を出しはじめました。残り数個のニンニクは、芽が出てしまう前に、すべてみじん切りにして冷凍しました。1 年間芽を出さずに保管できればいいのですが、水も何もなくても、発芽すべき時期には発芽するニンニクの生命力に感心します。

芽を出していたニンニクを一日水につけて発根させて植え付けました。

冬支度

朝晩の寒さはだんだん本格的になってきました。霜も何度も降りました。今日は、貸農園の空き地から草刈りあとの草を集めてきて草マルチにしました。手押し車いっぱい分の枯草です。細かく刻まれていて使いやすかったです。

手押し車いっぱいの枯草を集めてきました。

グリーンピースを播種した畝の北側と西側に、風と霜をよけるためにぶら下げた夏野菜の残渣は、4 日間でけっこう枯れていました。強風で吹き飛ばされないように、今日は、それらの残渣を麻ひもで固定しました。

グリーンピースの風・霜よけにぶら下げた夏野菜の残渣

その他の作業

赤そら豆は、ミニトマトを片付ける前に株間に種をまいたのですが、ミニトマトを片付けた今、少し間隔が広くなってしまいました。今日は、株間が広すぎるところに、いくつかまき足してみました。10 月 15 日に種をまいた分は、なかなか発芽しません。根が出て来ているのは見えるのですが、水不足でしょうか? 明日は久しぶりに雨の予報で一日降り続くようなので、これで発芽してくれることを祈ります。

今日は、ニンジンや雲仙赤紫大根などの間引きもしました。タケノコ白菜やグリーンリーフレタスも込み合っていたので、間引いて移植しました。白菜は移植を嫌うようなので、ダメかもしれませんが。

移植したあとで、しおれているタケノコ白菜

それぞれの野菜の現状

大麦、ライ麦、小麦、どれも順調です。芽が出たばかりのときは踏んでしまわないかと心配でしたが、今は目で見える大きさに育ってきたので、知らずに踏んでしまう可能性も減りました。10 月 24 日に種をまいたスペルト小麦だけはまだ発芽していません。1 週間経つのでそろそろでしょうか?

タケノコ白菜は、ほんの一部ですが、大きくなってきました。まだダイコンサルハムシがついていたので、ピンセットで何匹か除去しました。最盛期のようにたくさんいないので、数匹取り除くだけでもある程度の効果はあるはずです。一番大きな株は、周りの苗がすべてダイコンサルハムシにやられてしまったため単独で成長していますが、二番目に大きい株は、他の株と接近していたので、間引きをしました。広いスペースで大きく育ってくれますように。

いろいろな種を混ぜてばらまきにする「やんちゃまき」は、8 月 16 日と早い時期におこないましたが、なぜか虫食いが少ないです。8 月 22 日播種の雲仙赤紫大根は、枝豆の陰で徒長気味でしたが、枝豆がなくなって元気に育っています。初期には虫食いもありましたが、今はかなりきれいな状態です。畝脇の土が固い場所に種をまいたので、十分根を伸ばすことができるかどうかわかりませんが、少なくとも葉っぱはきれいです。その他にも、寒くなってきて、虫の被害のほとんどない葉物野菜が徐々に成長してきました。まだまだ小さいのですが、これからしばらく晴れてあたたかい日が続きそうなので、成長してくれるよう期待しています。

本日の収穫

今日の収獲は、ケール二種のほかは間引き菜です。種取り用の赤くなった伏見甘長とうがらしを収穫し、最後に残ったナス科の夏野菜の株を片付けました。青じそとホーリーバジル(写真なし)の種も採りました。辛味が強いルッコラやカラシナもベビーリーフとしてなら食べやすいかもしれないと思い、味見用にほんの少し持って帰りました。

今日の生き物と草花

この前発見したカマキリの卵二つは、とても目立ちにくいので、間違って捨ててしまわないように、しるしをつけることにしました。大事な畑のメンバーなので、是非とも無事孵化してもらいたいものです。今日は、テントウムシをよく見ました。緑が少なくなって地味になった畑に、テントウムシの赤がよく目立ちます。カエルもまだ冬眠していないようです。

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