2022.10.12 畑の記録「赤タマネギの定植、サツマイモと枝豆の収獲、補い」

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今朝も早起きして畑に向かい、美しい朝焼けを眺めながら作業をはじめます。前回一株だけ掘ったサツマイモですが、今日さらに二株収穫しました。虫にやられてほとんどダメになった枝豆もきれいな実だけ収穫。そのあとに、赤タマネギを定植しました。暑くも寒くもない貴重なこの時期、一日中畑で過ごしたいくらいですが、お腹がすいて 4 時間ほどで帰宅しました。

目次

2 回目のサツマイモ収獲

3 日前に試し掘りをしたサツマイモは、まだ芋が小さめだったので、できるだけ長く畑に置いておこうと思っていましたが、来週の火曜日から最低気温が 10 ℃を切る日が続く予報になっているので、徐々に掘り上げることにしました。今日は二株だけ収穫です。一株目は、よさそうな大きさの芋が 2 つと小さな芋が 2 つ、二株目は、大きな芋が 2 つと小さな芋が 1 つです。去年と比べると少なめに感じますが、それでもちゃんと芋ができていたので満足です。去年からサツマイモ基腐病という芋が腐る病気が発生していたようなのですが、苗を買うときに、その病気が発生する可能性があってもよければ買ってください、と言われて購入しました。ある種苗店では、その理由で販売すらしていませんでした。今回は、少なくともその病気が発生しなかっただけでもよかったです。

切り取った地上部は、芋を掘ったあとの畝にかぶせて、土がむき出しにならないようにします。芋づるも食べられるようですが、まだ試したことはありません。道の駅にも最近サツマイモが出だして、芋づるも売られています。

枝豆の整理と収穫

万願寺とうがらしの畝の南北に植えてあった枝豆のうち、南側をすべて撤収することにしました。赤タマネギを植えるためです。刈り取った株を集めてみると、かなりのボリュームになりました。蛾の幼虫にかなりやられていたものの、きれいな莢もたくさん残っていました。残念ながら膨らんでいるものはあまりなかったのですが、それでも少しだけ収穫できました。他の畝に植えてある枝豆も一緒に収穫したので、一回分には十分すぎる量が採れました。

ずっと枝豆にはさまれて日照と風通しが阻まれていた万願寺とうがらしは、とうとう南側が自由になりました。裸になって寒そうにも見えますが、日当たりが良くなるので、喜んでいることでしょう。畝の北側の枝豆は、もう少しおいておくことにしましたが、北側に倒れかかっていたので、支柱に麻ひもを張って、枝が地面に触れないように持ち上げました。寒くなる前に少しでも莢が膨らんでくれるといいのですが。

赤タマネギの定植

タマネギの苗があったら植えたいと思い、昨日ホームセンターに行ってみると、干からびた赤タマネギの苗が 50 円で売られていました。長さ 10 センチくらいの小さな苗です。タマネギは、早い時期に植えて、寒くなる前に大きくなりすぎると早くとう立ちしてしまうということですが、このくらい小さな苗なら、少し早めの時期に植えても問題ないのではないかと判断しました。タマネギは苗が大事ということなので、このような干からびた苗でちゃんと育つのかもわかりませんが、なにせ 50 円なので、うまくいったらお慰みという気持ちで植えてみました。ちなみに、この苗を買って会計を済ませたあと、同じ売り場を通ったのですが、ちょうどお店の人が新しい立派な苗を持ってきて並べているところでした。きれいな苗があれば、いくら 50 円でもこの苗は買わなかったと思うので、売れ残って干からびた苗を手に入れたのも何かの縁なのでしょうね。

タマネギの苗は、今日撤去した枝豆の跡地に植えました。本来ならば、枝豆を刈り取ってしばらく土を落ち着かせてから植え付けた方がいいのかもしれませんが、都合上、即座に植え付けてしまいました。マメ科の根っこの根粒菌が豊かにしてくれた土壌なので、タマネギには適しているはずです。草マルチをして、念のため、米ぬかで補いをしておきました。

最後の小玉スイカ収穫!

最後のオレンジ小玉スイカはどうなったかと見てみると、葉っぱがすっかりなくなっていました。3 日前にはそんなことはなかったのに、一体どうしたことでしょうか? 熟しているかどうかはわかりませんが、これ以上畑においておいても仕方ないので、収穫することにしました。何株も植えたのにうまく育たなかった今年のスイカのうち、最後の一つが一番大きくなりました(普通の小玉スイカよりはかなり小さいですが)。甘くなっていますように!

草マルチをして米ぬかで補い

夏の間は、虫の被害がひどかったので、虫が隠れるのを恐れて草マルチを控えていましたが、寒くなってきたので、草を集めて株元に敷きました。特に冬を越すイチゴとニンニクの畝は入念に。レタスは、土についた部分が水分でとろけてきてしまうので、それを防ぐために草マルチをします。草マルチをすると、土がむき出しになっているのと比べて、見た感じもよくなります。

それから、米ぬかで補いもしました。夏の間は、米ぬかにも虫が集まってくるということで、補いもあまりしませんでしたが、そろそろ大丈夫かなと思い、地力のなさそうな畝を補うことにしました。袋に入った米ぬかをつかんでは振りまいていると、まさに花咲かじいさんの気分です。

それぞれの野菜の現状

寒さが苦手なオクラは、だんだん弱ってきています。実の成長も遅くなってきました。種取り用に残している実は、ずいぶん巨大になっています。

遅めに種をまいたアブラナ科は、虫の活動が弱まってきたので、それなりにきれいに成長しています。残っている種を混合してまいた「やんちゃまき」は、発芽率はあまりよくないですが、ほとんどがアブラナ科の割には虫食いも少なく元気に育っています。古くなりそうな種は使ってしまおうと、少しまき遅れではありますが、10 月 4 日に家の小さなプランターにもラディッシュと壬生菜の種をまきました。1 週間経って、やっと芽が出そろってきました。

秋の収穫を目指した植えた水ナスは、元気そうですが、実の成長が遅いです。特に一株は、小さな実がなかなか大きくなりません。同じく秋に収穫するつもりで植えたキュウリは、とうとう処分しました。病気のせいで、実がついても大きくならなかったので、もう無理だと判断しました。キュウリは、去年も今年も失敗だったので、来年はもっと力を入れたいと思います。サツマイモと枝豆の畝は、一見茂ってますが、サツマイモは去年と比べると少し寂しい感じです。枝豆は、蛾の幼虫にやられているので、収穫できる実は非常に少ないです。

本日の収穫

とうとう収穫したオレンジ小玉スイカ。熟しているかどうかは切ってみないとわかりません。サツマイモは、前回収穫したものと一緒にベランダに干してあります。虫の食害か、皮がボコボコしています。早く味見したいですが、堀りたてはおいしくないので、水分が抜けて甘くなるのを待ちます。枝豆は、最高の状態ではありませんが、きれいなものをより分けで収穫したので、虫は入っていないはずです。一気に収穫できても食べきれないので、このくらいずつ採れるのがちょうどいいのかもしれません。メボウキべと病と思われる病気でほぼ全滅したスイートバジルがほんの少し残っていて種を付けていました。この前もちょっとだけ採種できたので、これだけあれば来年の分はありそうです。ミニトマトは今日は 80 個採れました。マッツワイルドチェリーは、虫の被害も少なく、収穫時期も長いのでとてもありがたいです。つるなしインゲンは、時期をずらして何度か種をまいたので、長く収穫できています。今残っている株は、特に検討しています。とうがらし類は、勢いが明らかに衰えてきました。今月いっぱい収穫できればいいのですが。ワイルドストロベリーは、涼しくなってますます勢いを増しているようです。きれいな葉っぱがたくさんついているので、寒さで枯れてしまう前に少し収穫しました。ドライにしてハーブティーにします。

今日の生き物と草花

キアゲハの幼虫は健在です。成長が遅いように感じますが、寒いせいでしょうか? ニンジンの成長が負けていないので、食べられても丸坊主にならずに済んでいるようです。

三日前にはまだたくさんいたトンボはすっかりいなくなりました。蝶も今日見たのはヤマトシジミだけ。カマキリも見かけていません。虫の数はかなり減ってきました。カエルだけは、まだたくさんいますが、来週には気温がかなり下がりそうなので、そろそろ冬眠かもしれませんね。

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