2022.09.06 畑の記録「トカゲのしっぽ」

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今日は種まきと草整理の予定です。暑くなりそうな予報でしたが、幸い、雲が多いうえに風が強かったので、思ったよりも長く作業ができました。今日は、草整理中に、トカゲのしっぽのアクシデントがありました。

目次

トカゲのしっぽ

草整理をしているときに、突然、ミミズのようなものが飛び出してきました。ミミズのようなものと言っても、形がミミズに似ているだけで、色は金属的な青色です。その生き物は、ピョンピョンとはげしく跳ね回っています。見たこともない美しい色に魅了され、こんなきれいな虫がいるのかと驚いて写真を撮るうちに、もしやこれはニホントカゲのしっぽでは? と気づきました。おそらく草の下にいたトカゲが、驚いてしっぽを切り離して逃げたのだと思います。とにかく、そんなシーンを見たのは、生まれてはじめてです。切り離されたしっぽがピョンピョンと激しく跳び回っているのは、なんとも言えない不思議な光景です。あとで調べてみると、切り離したしっぽは再生するものの、元通りのしっぽにはならないようです。骨は再生せずに、軟骨がその代わりとなるとか。しかも多大なエネルギーを消費するので、トカゲにとっては、大きな負担になってしまうようです。知らずにやったことではありますが、トカゲに悪いことをしてしまいました。

ところで、以前ワイルドストロベリーの茂みで見つけた謎の卵ですが、もしかしたらニホントカゲの卵だったのでしょうか? ニホントカゲの母親は卵を守るということですが、近くに母親が見当たりませんでした。そのため、カナヘビの卵だろうと判断しましたが、もしかしたら、母親はその辺に隠れていたのかもしれませんね。今日卵を確認すると、またいくつか孵化していました。残念ながら、腐っていると思われるものも二つありました。あと三つほど残っているので、無事孵化してくれるといいのですが。

種まき

今日も小さなスペースを見つけて、ラディッシュ、ニンジン、カツオナ、雲仙赤紫大根、小松菜など、いろいろな種を少しずつまきました。ダイコンサルハムシが活発になってきて、タケノコ白菜やチンゲン菜は、かなり被害を受けています。この時期まく種はほとんどアブラナ科なので、どれもダイコンサルハムシの餌食になります。それを考慮して、多めに種をまきました。

種ではありませんが、白絹病のあとには、草木灰をたっぷりまきました。

白絹病のあとに草木灰をまきました。

それぞれの野菜の現状

スイカは、また小さい実が一つできていました。この前親指サイズの実がついていたのと同じ株です。別の株の一番大きなものは、あまり成長してはいないようですが、それでも、今までに収穫したものよりは大きいので期待しています。

枝豆の陰で日当たりも悪く、うどんこ病にもかかっているカボチャですが、一つは坊ちゃんカボチャ程度の大きさに育っています。別の株にも小さな実がついていました。一株に一つずつですが、せめてこの二つだけでも無事育ってもらいたいものです。別の畝にあった株は、モグラの被害などで成長せず、今日とうとう処分しました。

きゅうりは、毎回病気の葉っぱを切除していますが、なんとか実がついてきました。オクラは、少し背が伸びてきたようです。これからどんどん収穫できればいいのですが。サニーレタスは、虫にも食われず、順調に育っています。大蔵大根は、最初はきれいなまま育っていましたが、とうとうダイコンサルハムシに見つかったようで、葉っぱを食べられはじめました。でも、ここまで成長していれば、多少食べられても問題ないと思います。購入苗の水なすは、定植して以来ずっと調子が悪かったのですが、少し回復して、花と実をつけはじめました。テントウムシダマシもけっこういるので、葉っぱの状態は悪いですが、何とか持ちこたえています。ラベンダーは、気付かないうちに、けっこう大きく育っていました。無事冬を越して、来年花を咲かせてくれるといいのですが。

前回畑に来たとき、去年サツマイモを植えていた畝に、勝手にサツマイモが生えてきているのを発見しました。今日見てみると、すくすくと成長しているようです。去年の掘り残しの芋から芽が出たのだと思いますが、それでも芋はつくものなのでしょうか? 無理なように思いますが、今から苗を作って植えてもどうせ間に合わないので、このまま見守ろうと思います。

本日の収穫

明日も畑に行く予定なので、今日は少ししか収穫しませんでした。ミニトマトは、今日は熟れて割れそうなものだけ 70 個ほど収穫しました。今日、カレーに使う予定です。ローズマリー、タイム、ローズゼラニウムは、干して保存するために収穫しました。いつものホーリーバジル、ミント 3 種も少しずつ採ってきました。

前回拾ったシソ は、二か所に植えましたが、どちらも元気そうなので少し収穫しました。捨てられていたとは思えない立派な葉っぱです。さっそく、しょうゆ漬けにしました。ご飯にのせても、冷ややっこにのせても、パスタに使ってもおいしいです。ちなみに、挿し木から育てたシソは、色が悪く虫食いもありますが、葉の数は増えているようなので、今後に期待します。

前回収穫した極小スイカは、直径 5 センチという小ささながら、ちゃんとスイカの味がしたので驚きです。種も黒かったです。 これは小さすぎますが、10~15 センチくらいであれば、冷蔵庫の小さい一人暮らしの人には、食べきりサイズでピッタリかもれませんね。

今日の生き物と草花

今日も作業で忙しかったので、あまり写真は撮れませんでしたが、いつも通り、たくさんの生き物が活動していました。

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