2022.08.19 畑の記録「畑のプレデター」

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秋の気配が感じられるような涼しい朝。畑まで、美しい朝焼けの空を見ながらのドライブです。日が出てくるとさすがに暑くなりましたが、この暑さももうすぐ終わりです。標高の高いこの地域には秋が少し早く訪れます。今日も前回に続き、秋冬野菜の種まきをしました。作業中、カマキリや蜘蛛などのプレデターが大活躍しているのを目の当たりにしました。

目次

秋冬野菜の種まき

昨日までの雨で畑の土は適度にしっとりしています。今日は晴れて暑くなる予報ですが、明日からは雨なので、絶好の種まき日和です。

家で育苗していたネギが大きくなってきたので、まずはそれを定植します。3 日前に茂りすぎたワイルドストロベリーを整理して作ったスペースです。その時に見つけた爬虫類のものと思われるたくさんの卵は、隠しておいた場所にそのままありました。孵化する瞬間に立ち会えるとは思いませんが、殻が割れて外に出た跡でも見られればと楽しみにしています。ネギの隣には、種苗交換会でいただいた壬生菜の種をまきました。

ズッキーニは 2 株あったのですが、1 株は上手く受粉せずに実がつかず、1 株だけが活躍していました。ところが、今朝見ると、収穫できていた方の株がしおれて、すっかりダメになっていました。仕方がないので、その株は処分して、その場所に同じく種苗交換会でいただいたグリーンリーフレタスの種をまきました。

他にも葉物野菜の種がたくさんありますが、今のところスペースが不足しているので、ミニトマトの畝の端ギリギリのところに小松菜の種をまきました。夏野菜が終わるのを待っていたら、まき時を逃してしまうので、このようにして無理にまくしかありません。狭くて気の毒ですが、うまく育ってくれることを祈ります。

最後に、去年からあまっていたルッコラの種と自家採種のカラシナの種を隣との境界線にばらまきました。雑草に負けて上手く育たないのではないかと思いますが、あまった種を利用するための苦肉の策です。

この間から少しずつまいている種は、ニンジン、大根、白菜、チンゲン菜、ルッコラ、春菊など、順調に発芽しているようです。葉物野菜は成長が早いので、収穫が楽しみです。

サツマイモの草整理

サツマイモの畝が草で覆われています。先に定植した畝は、サツマイモがある程度成長しているので、草があっても何とか大丈夫そうですが、あとで定植した方の畝は、もうサツマイモの葉が見えません。完全に草に負けています。これは何とかせねばと、予定外の草整理をすることになり、ずいぶん時間がかかってしまいました。作業後の写真は、残念ながら撮り忘れました。

それぞれの野菜の現状

今年はスイカがダメそうです。ひどく成長が悪いものは、ツルと葉が枯れているものもあります。葉っぱがほとんどなくなってしまった株もあります。ちゃんと育ちそうなものは、ごくごくわずか。明日から雨の日が続きそうなので心配なのですが、一つでも収穫できればと思っています。

枝豆は、だんだん莢が大きくなってきました。背の低い株は調子がいいのですが、巨大化した株は、やはり実の成長が悪いです。きっと茎や葉っぱに養分が行ってしまっているのでしょうね。明日から雨の日が多そうです。枝豆の莢が太りますように!

ずいぶん前に実をつけたパレルモですが、とうとうほぼ真っ赤になりました。次回に収穫の予定。楽しみです。遅まきの地這いキュウリは、やっと初収穫です。この前定植した青じそは、無事活着したようで元気そうでした。つるありインゲンは、どんどん伸びて、支柱変わりのトウモロコシの背を大きく超え、重みでトウモロコシが傾いています。花は咲いていますが、実はまだ確認できません。

写真は撮っていませんが、キクイモの白絹病のあとの土は、3 日前に土をかぶせてからは悪化していないので、草木灰を振りまいておきました。二つ植えたキクイモのうち一つは無事なので、このまま何事も起きないことを願います。

本日の収穫

パクチーの種が熟してきたので、この間から徐々に収穫しています。今日もたくさん採れたので、スパイスとして利用し用と思います。夏の終わりが近づき、ミニトマトは、少し勢いが衰えてきたようです。とはいえ、今日も 160 個ほど収穫できました。イタリアンミニトマトについては、まだまだ緑の実がどっさりついています。今日もタバコガに穴を開けられたものをいくつか見つけましたが、これだけある中の数個なので文句はありません。

この夏はじめてケールを収穫しました。一旦はダイコンサルハムシに食べられてボロボロになり、瀕死の状態でしたが、いつの間にか復活して立派な姿になっています。モンシロチョウの幼虫に食べられたりはしていますが、きれいな葉っぱだけ採ってきたので、スムージーにしようと思います。ローズマリーとタイムは、今ベランダで干しています。去年は、あまり採らないうちに冬になって枯れてしまったので、今年はたくさん採ってドライにしておこうと思います。

今日は大量の伏見甘長とうがらしが採れました。さっそく、しょうゆ漬けにしていた自家製ニンニクと一緒に甘辛炒めにして食べましたが、とてもおいしかったです。ズッキーニは、今日処分した株についていたものを小さいですが採りました。ぬか漬けにして食べます。

今日の生き物と草花

畑には常にいろいろな花が咲いています。冬を越したブルーサルビアは、長い間、目を楽しませてくれています。黄色い花が多い中、濃い紫色が目立っています。枝豆をカメムシから守ってもらうために植えているアップルミントは、かわいい花を咲かせています。マリーゴールドは、フレンチマリーゴールドだけでなく、アフリカンマリーゴールドも順調に花をつけだしたので、ますます賑やかになりました。

ヒマワリには、いつものクロマルハナバチが来ていましたが、今日はそれに加えて違うマルハナバチも来ていました。おそらくコマルハナバチ。フカフカでかわいいです。

暑い間、あまり見かけることがなかったテントウムシですが、今日はよく見かけました。その他にも、アマガエルやトンボなど、畑のプレデター(捕食者)がたくさんいます。地下にはモグラ、空には鳥もいます。野菜を食べる虫もたくさんいますが、被害がある程度に抑えられているのは、これらのプレデターのおかげなのでしょうね。

そして、今日もカマキリの幼虫をたくさん見ました(5 匹は見たと思います)。特に枝豆には獲物が多いようです。カマキリが獲物を抱え込んだ姿は、なかなかの迫力で、まさしくプレデターといった感じです。幼虫でこれなので、成虫になったらすごいのでしょうね。カマキリについては、ナショナルジオグラフィックに面白い記事があったので、興味があればどうぞ。

サツマイモの畝脇に住み着いているナガコガネグモは、今日も食欲満点です。狩りの方法は異なりますが、プレデターとしての貫禄は、決してカマキリに負けていません。3 日前に捕らえた大きなバッタはすっかり影も形もなく、また別の獲物に手をかけていました。最初に見たときにはバッタ 3 匹が巣にかかっていましたが、ほんの少し作業をしてから戻ってみると、一番大きいバッタがすでにぐるぐる巻きにされていました。見ているうちに、新たにヨコバイが巣に引っ掛かりました。素早くそれを捕えた蜘蛛は、器用に糸を巻き付けます。見事な技です。

多様な生き物が住む畑では、日々たくさんの命が芽生え、消えていきます。生まれてすぐに食べられてしまうもの、生まれることなく卵のまま食べられてしまうもの、気の毒なようにも思えますが、自然の中では、命を落としても無駄になるものは何もなく、すべてが循環に組み込まれています。途中で命を落とした生き物も命を全うした生き物も、やがては土に還り、土を肥やして植物を育て、その植物に生き物が集まり、そこでまた命のやりとりが繰り広げられ、そのサイクルが延々と繰り返されます。そんな循環の一端を目にすると、自然の偉大さに畏敬の念を抱かずにはいられません。

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