2022.06.07 畑の記録「残った苗の定植と種まき」

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昨日 6 月 6 日、梅雨入りが発表されました。今朝は晴れそうなので、本格的に雨が降り出す前に苗を植えてしまおうと思い、畑に向かいました。途中の山道は霧がかかっていました。畑にも薄い霧がかかり、少し幻想的な雰囲気です。昨日の雨で畑の土はかなり濡れていたので、植え付け作業には不向きな日でしたが、予定していた作業は完了しました。

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残りの苗の定植

今日は、家に残っていた苗を定植します。まずはスイカの苗二つです。プラスチック製のあんどんの中で葉が丸まってしまった株が二つあるので、植え替えるつもりで新しい苗を持ってきました。でも、実際に抜くとなると申し訳ない気がして、古い苗をそのままにして隣に植えてみました。しばらくようすを見て、どちらか上手く育った方を残すつもりです。今日植えた苗は、写真で見てもとても元気そうですね。

次にカボチャ二つ。発芽したばかりのものです。もう少し育ててから植え付けるべきなのですが、ついでなので植えてしまいました。これも調子の悪い苗の代わりに植えるはずでしたが、結局古い苗も残し、どちらが育つかようすを見ることにしました。カボチャは、はじめて家で種をまいたので、発芽するのを目撃したのもはじめてでした。発芽したとたんにとても大きな双葉でびっくりしました。分厚い子葉にたっぷり養分が詰まっていそうです。

カボチャの芽

最後に、二株残っていた伏見甘長とうがらしも定植します。育苗中は調子のよかった苗が、畑に植えると虫にやられてしまうので、たくさん定植したとうがらし類も一体どれだけ生き残れるのかわからない状況です。今日植え付けたものは、これまでのものとは離れた場所です。いろいろな場所に植えておけば、少なくともどれかは生き残るのではないかと思っています。

新しく植え付けた伏見甘長トウガラシ二株

ちなみに、すでに畑にあるとうがらし類は、もう一つ勢いがありません。下の写真は、パレルモと伏見甘長とうがらしです。どちらも調子のいい苗は、新芽も出て、つぼみもつき始めていますが、全体的に小さいままです。万願寺とうがらしだけは別の畝に植えたのですが、その畝が悪かったのか、ほとんどの苗が全く成長せず、勢いがないので葉っぱの虫食いもひどいです。ネキリムシの被害で根が弱って成長が悪いこともあるらしいので、もしかしたら、そこの畝にネキリムシがたくさんいるのかもしれません。川口由一さんの本によると、収穫がはじまってから、二週間に一度ほど、米ぬかと油かすを 1:1 で株の近くにまいて補うようにとのことですが、収穫がはじまる前から補いをしたいくらいです。でもそうすると、余計に虫が寄ってくるかもしれないので、どうすべきかわからず、そのまま自然の成り行きに任せています。何年も経験を重ねるうちに、どう対処したらいいのか、ある程度わかってくるようになるのでしょうね。

種まき

二日前の 6 月 5 日、大麦の収獲をしたときに、一部の麦を根元から刈って、そのあとにヒマワリの種をまきました。畑の西側に当たるので、背の高いヒマワリで真夏の西日を防ぐ目的です。また、野菜の受粉を助けてくれるハチなどの虫を呼ぶ効果も期待しています。

6/5 隣との境にヒマワリの種をまきました。

今日は、去年使い残して期限が切れた種を使い切ろうと、時期が間に合うものを選んで、空いている場所にまきました。イタリアンパセリ、ブロッコリー、シソ、春菊、ケールなどです。古い種で保存状態もあまりよくなかったので、芽が出るかどうかあやしいものもありますが、上手くいけば儲けものくらいの気持ちです。梅雨時は、種まきをしても水やりをしなくていいので楽ですね。

それぞれの野菜の現状

冬を乗り越えたローズマリーは、上の方は葉が青々として元気そうなのですが、下の方に葉っぱがまったくありませんでした。でも最近、下の方からもようやく新しい芽が出てきました。ディルは、去年たくさん種を採取したので、何か所にもまきましたが、思ったよりも発芽率がよく、今ではそこら中で成長しています。収穫できる日も近いのではないかと思います。ディルはサーモンとよく合うのですが、魚を食べるのはやめたので、今はポテトサラダなどに入れるのが気に入っています。

サニーレタスの勢いは、衰えを知りません。大きな葉からどんどん収穫していますが、畑に行くたびにまたこんもりと復活しています。雨の時期は蒸れて腐りやすいらしいので、まめに収穫しなければなりません。野菜は山のように食べるので、ありすぎて困ることはありませんが。別の畝に移植したレタスも雑草と一緒に元気に育ってきています。移植したものは、なぜかどれも赤色が強いです。

ラディッシュは、虫の被害もほとんどなく、順調に育っています。成長の早い野菜は、毎回変化が見えて楽しいです。マッツワイルドチェリートマトは、元気にたくさんの花をつけていますが、大きさは、家で鉢に植えているものと比べると小さいです。家のものは、市販の培養土を使っているから成長がいいのでしょうね。ところで、去年植えた苗はどんなものだったのだろうと思って調べてみると、購入したミニトマトの苗は、もともとかなり成長したものでした。6 月 12 日には、実がなり始めたようです。

長く厳しい冬を耐えて生き残った数少ないスナップエンドウは、いつの間にか支柱の一番上まで伸びました。毎回少しずつですが収穫もしています。虫の被害で莢が汚くなったものもありますが、そういうものは、中身を取り出して生で食べています。中にはきれいな小さな豆が入っていて、甘くておいしいです。

スナップエンドウ

本日の収穫

今日は、ほうれん草を収穫しました。縮みほうれん草ですが、暑いと縮まないようで、普通のほうれん草と変わりません。まだ大きくはないですが、虫が増えてきたので、食べられてしまう前にと思って早めに収穫しました。サニーレタスも相変わらずよく茂っているので、たくさん収穫できました。あとは、ラディッシュをほんの少しと、写真を撮り忘れましたがスナップエンドウを少し。もうすぐ終わってしまいそうなイチゴは、おととい収穫したので、今日は一個だけです。結局、章姫は、ほとんど実をつけず、収穫したのは宝交早生ばかりでした。露地栽培でも作りやすいと言われるだけありますね。収穫が終わると、親株から伸びるランナーで子株を増やすことになるので、たくさん実をつけた株を親株候補として確認しておきました。ワイルドストロベリーもそろそろ終わりです。畑をやっていると、季節の移り変わりがよくわかりますね。

今日の生き物と草花

今日もズッキーニの花がいくつか咲いていましたが、やはり雄花ばかりでした。ウリハムシの被害は、幸い、おととい見たときから拡大していないようでした。つるなしインゲンも花をつけていました。まだまだ小さい株ですが、実をつけるのもすぐですね。去年植えたブルーサルビアは、新芽を伸ばし、とうとうつぼみをつけました。去年採った種をまいたマリーゴールドも小さいながらつぼみをつけています。これからどんどん花が咲くと思うと楽しみです。

家に帰って車から降りると、ハナムグリがいるのに気づきました。きれいな赤銅色です。背中にゼリーのようなべっこう飴のようなものがついていてきれいだったので思わず写真を撮りましたが、ただ水がついていただけかもしれません。

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