ケーキやマフィンは、フワフワしている方がおいしく感じます。マフィンは、型に入れるのが少々面倒。フードプロセッサーを使う料理は、洗うのが面倒。そんなときに作るのが、豆腐バナナケーキです。ホールフーズプラントベースの食生活に移行した当初は、卵や油を使わず、全粒粉を使ってフワフワのケーキは焼けないと思っていましたが、工夫次第でフワフワにできることに気付き、びっくりしました。今回は、簡単にフワフワの食感が味わえる、ホールフーズプラントベースバージョンのケーキをご紹介します。
材料
- バナナ 大 2 本、または小 3 本 (200〜250 g)
- 豆腐 1 丁(350 g)
- (1)デーツペースト 150 g(私は 120 gで作りますが、かなり甘さ控えめです)
- 重曹 大さじ 2/3
- チアシード 大さじ 1
- ココアパウダー 大さじ 4
- 豆乳 大さじ 2(30 ml)
- リンゴ酢またはレモン汁 大さじ 1
- (2)小麦全粒粉 250 g
(1)デーツペーストの代わりにドライデーツを使用する場合は、デーツ 13 個(約 90 g)を熱湯 30 mL につけて少し柔らかくしてからフードプロセッサーに入れ、バナナと豆腐も加えて一緒に攪拌します。うちのフードプロセッサーでは、デーツだけだと分量が少なすぎて空回りしてしまいます。
(2)小麦全粒粉は、オーツフラワーで代用できます。オーツフラワーは、購入もできますが、オートミールをフードプロセッサーで粉砕して作ると経済的です。
作り方
フードプロセッサーを洗うのが面倒なので今回は使いませんが、もちろん使ってもかまいません。フードプロセッサーで撹拌すると、豆腐もバナナもなめらかになり、かたまりが残らないので、よりきれいに仕上がります。
- バナナ、豆腐、デーツペーストをボウルに入れ、フォークなどでつぶして全体を混ぜます。
豆腐は浸かっていた水だけ捨てて、そのまま入れます。
2. 残りの材料(重曹、チアシード、ココアパウダー、豆乳、リンゴ酢またはレモン汁、全粒粉)を 1 のボウルに加え、こねないように混ぜる。この順番で入れると大さじが汚れず最後まで洗わずに一本でできます(^^;)
生地が少しかために見えますが、水分を入れすぎると焼くのにひどく時間がかかる上に、ふくらみません。
実証済み (^^;)
3. 天板にシリコンマットかクッキングペーパーを敷き、 2 を移して平らにする。
4. 180 度のオーブンで 20~25 分焼いて、できあがり!
焼き上がって 1 時間半から 2 時間置いてからの方が甘みが増して断然おいしくなります。お好みで、ドライフルーツ、ナッツ、バニラエッセンスなどを加えてもおいしくできます!
灯油ストーブと無水鍋を使った作り方
- 無水鍋にクッキングペーパーを敷いて、生地(上記 2 の工程で混ぜたもの)を移し平らにする。
- 灯油ストーブの上(一番熱くなりそうな場所)に無水鍋をおき、30 分加熱する。
- 蓋を開けて生地の上部まで軽く火が通っているか確認する。まだ上部が柔らかく火が通っていないようであれば、ストーブの上で再度加熱する。
- 生地の上部まで軽く火が通ったら、生地の上にもう 1 枚クッキングペーパーをかぶせ(無水鍋の上下を逆にしたとき、生地が蓋につくのを防ぐため)、無水鍋に蓋をする。
- 蓋をした無水鍋をひっくり返し、蓋側を下にした状態でストーブの上に置いて、10 分加熱して出来上がり。