デーツは、なつめやしの果実です。日本ではあまり使わない食材ですが、砂糖を使わないホールフーズプラントベース(WFPB、詳しくはこちら) ダイエットのレシピにはよく登場します。
終の住処をみつけたあかつきには、デーツを種から育てて本当の自家製デーツペーストを作りたい、などと夢を描いています……
砂糖の代替品
デーツは、なつめやしの木になった果実をそのまま収穫するので、加工されていません。フレッシュな状態(水分量が多く、黄色い果実)で収穫された場合は、ドライデーツにするために収穫してから干されます。
さとうきびから絞り出した液体と違い、食物繊維も摂取できるので、WFPB ダイエットでは砂糖の代替品としてよく使われています。
ドライデーツを砂糖のように使うには、水に浸してやわらかくしたり、刻んだりしないといけないので、手間を省くために、まとめてシロップやペーストにして冷凍庫で保存しておくととても便利です。以下に、デーツペーストの作り方をご紹介します。
材料
ドライデーツ 500 g
水 デーツがつかる程度
デーツは店頭ではなかなか見つからず、あっても高価なので、Web 購入が便利です。1 キロ千円ちょっと。
我が家では、フルーティアさんから種なしドライデーツを購入しています。
作り方
- ドライデーツをボウルなどに入れ、ひたひたになる程度に水を注ぎ、一晩浸しておく。すぐに作りたい場合は、水の代わりにお湯を使ってデーツがやわらかくなるまで浸す。
- フードプロセッサーに1を入れてペースト状になるまで撹拌する。
- 長期保存する場合には、冷凍用の容器か袋に入れて冷凍する。
手順 2 でフードプロセッサーに入れるとき、水分があまり多すぎるとフードプロセッサーから水が飛び出してくるので少なめにしています。デーツの甘味が出た水が残った場合は、捨てずにあとでペーストに混ぜています。
おまけ
わが家では、よくフードプロセッサーやミキサーを使います。以前は、刃についた食材はゴムベラで一生懸命とっていましたが、それがとても面倒で、これらの器具を使うのを躊躇していました。そんなとき、ホールフーズプラントベースのシェフで、よくレシピを参考にさせてもらっていた Chef AJ(シェフ・エージェー)さんの YouTube ビデオを見ていたら、 フードプロセッサーの刃の部分に残った食品の取り除き方を実演していました。
やり方は、いたって簡単!
ある程度まで中身を取り出したら、刃をつけたままフードプロセッサーを数秒作動させます。
すると、あら不思議! 刃についていた食材がすっかり吹き飛びます。
あとは、刃を外し、フードプロセッサーに残った食材をゴムベラで取れば、食べ物も無駄にならず、お掃除も簡単です!
この動画を見て以来、毎回こうやってきれいにしています。ちょっとしたことですが、台所仕事が少し楽になりました。
Thank you, Chef AJ!!!