はじめての干し柿づくり―その後

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約一か月前にはじめた干し柿づくり。第一弾が成功したので、11 月 5 日には、百目柿という大きな柿で第二弾をはじめました。最初の柿は、小さかったうえに、よい天気が続いたので、たった 8 日でトロトロの最高の状態に至りました。今回の大きな柿は、もう少し時間もかかりそうです。

前回のブログでは、干し始めてから 5 日後の状態までを報告しましたが、今回は 8 日後の状態からです。5 日後には、表面がやっと乾いて白くなった状態でしたが、8 日後には少しもんだため、内部の水分が表面に出て、オレンジ色に変わっています。

さらに二日経つと(干してから一週間)、さらにオレンジ色が濃くなっています。この間に結構もんだので、一気にやわらかくなりました。干し柿をもむのは渋が内部に残らないため、と読んだので、そういうものなのかと思っていましたが、実際にもんでみると、外側ばかりが乾かないように、内部の水分を外に出して、均一にするためなのではないかと感じました。本当のところはよくわかりませんが、確かなのは、もんだ方が早くやわらかくなるということです。

ところで、干し柿のある景色は、なかなかいいものです。柿を干しているベランダは、南東に面しているので、朝日が昇るころには、特に美しい姿が見られます。

今回の柿は大きかったので、2 週間では無理かもしれないと思っていましたが、13 日後には、すっかりやわらかくなっていました。小さめの柿は、もう黒くなり始めています。前回、トロトロの状態で試食したあと、残りはしばらく干し続けましたが、結局トロトロのときが一番おいしいことを学びました。今回は、その最高の状態を目指して、13 日ですべて一気に取り入れます。

24 個の柿は、大きさがまちまちなので、出来上がり具合もさまざまに見えます。まず小さめのものを切ってみると、希望通りのトロトロです! 食べてみると、絶妙な舌触りと甘みで、文句なしのパーフェクトな仕上がりでした。その後、大きめのものも食べてみましたが、同じようにトロトロで最高の状態でした。

前回は小さいものが 8 個だったので、あっという間に食べてしまいましたが、今回は 24 個もあるので、一部を冷蔵し、残りは冷凍することにしました。冷凍したものは、自然解凍でおいしく食べられるということです。

干し柿づくりはこれで終わるはずでしたが、先日、道の駅でまた小さな干し柿用渋柿を見つけてしまいました。悩んだ結果、やはり購入してしまいました。今回は 10 個と少量です。買ったのはいいのですが、その後天気の悪い日が続き、ぐずぐずしていると、柿がやわらかくなってきてしまいました。あまりやわらかくなると干し柿にはしにくいので、天気は無視してとにかく干すことにしました。今回は、簡易に小物干しの洗濯ばさみで挟んだだけです。小さい柿なので、うまくバランスをとると、なんとか柿同士がくっつかないように吊るすことができました。11 月 22 日に干し始めて、翌日は一日雨だったので心配しましたが、今日 3 日目には、表面が乾いているようです。熟して汁が出ているものもあったのですが、触ってみると乾いています。今回は、殺菌をしていない上に雨がかなり降ったので、カビが心配でしたが、今日は午前中よく晴れていて、午後からは曇っているものの強い風が吹いているので、なんとか大丈夫なのではないかと思います。最初の 8 個は、殺菌のために焼酎をまぶしたのですが、二回目は何の殺菌もせずに挑み、大きい柿でしたが、カビは発生しませんでした。今回もきっと大丈夫なはずです。あと 4~5 日で完成すると思われます。

今年は、はじめて干し柿を作りましたが、思ったよりも簡単にできて、しかも市販のものよりも断然おいしかったので、これからも毎年作りたいと思います。

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