今年は早くから寒くなりましたが、朝晩は寒いものの、昼間は晴れて平年より暖かい感じがします。朝は霜で野菜が凍っていて収穫できないので、最近は9時過ぎ頃からのスタート。気温は高くありませんが、日が照って畑はぽかぽかです。

キクイモとヤーコンの収穫
キクイモとヤーコンは、地力のない畑で育てているので、あまり収穫できていませんでしたが、今日掘ったヤーコンの株はまずまずでした。ただ、ヤーコンを掘っていて気付いたのですが、畑の下 20~30 センチの深さのところにに 3 センチほどの太さの木の根が横に這っていました。かなり離れたところに桑の木があるのですが、それ以外には木はないので、おそらく遠くから伸びてきた根だと思います。その畑では何を植えても育ちにくいのですが、木の根っこと関係があるのでしょうか。
ヤーコンは、食べる部分を種芋にすることはできません。茎のすぐ下にキクイモに似たような物体がくっついているのですが、それが種芋になります。これをまた土に埋めておくと、また来年の 5 月ごろに芽が出て、そのまま成長するのでとても簡単です。今日も掘った種芋をまた土に埋めておきました。

キクイモは 3 メートルほどの高さまで成長しましたが、背が伸びなかった小さい株から掘っているので、今のところ、あまり収穫はできていません。普通のキクイモと赤いキクイモを育てていて、赤い方が成長が悪かったので、これまで収穫したのは赤ばかりです。

それぞれの野菜の現状
小さなタマネギの苗は、毎朝のように霜が降りて、防虫ネットの中でも、葉の先が少し枯れて寒そうです。寒いので成長もせず、何とか生きている感じです。今日、米ぬかで少し補いをしました。

同じ防虫ネット内のキャベツは、もう虫もいないのできれいな姿です。冬収穫のつもりでもっと早く植えたものは、防虫ネットもかけていないので、虫にボロボロにされていますが、ほんの少し結球してきています。大きくはなりそうにありませんが、何とか収穫にたどり着ければ嬉しいです。


緑肥として種をまいたヘアリーベッチは、寒さに強いというだけあって、この寒い中、少しずつ成長しています。写真はありませんが、同じく緑肥用のライムギも順調に育っています。

本日の収穫
この時期、必要な作業はほとんどないので、収穫するだけです。猛暑から一転、急に寒くなってしまい、あまり大きくなりませんでしたが、冬野菜がいろいろ採れるので楽しいです。聖護院大根、大根、小カブ、キクイモ、ヤーコン、カーボロネロ、青梗菜、ルッコラ、カラシナ、カキ菜、小松菜、ネギを収穫しました。






10 日前には、白菜、大根、カーボロネロ、ルッコラを収穫しました。この時期、昼間の畑は暑くも寒くもなく、収穫するだけなので、最も畑が楽しい季節です。







