2025.03.01 畑の記録「春の訪れ」

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数日前から急に暖かくなってきました。畑はまだ冬枯れ状態ですが、気温は完全に春です。暖かくなりすぎる前に、エンドウの種をまこうと、久しぶりに畑に出かけました。青空に映える雪山を眺めながら、気持ちよく作業できました。

目次

春の種まき

この辺りでは、エンドウを秋にまくと霜にやられることが多いです。何度か挑戦して失敗しているので、秋にまくのはやめました。エンドウ類は、今年はスナップエンドウのみ。自家採種の種が少ししかなかったので、購入した種も足しました。早速支柱も立てたので、次回は、つるが伸びたときにつかまれるように、笹を立てる予定です。自家採種の赤ソラマメも持って行っていたのですが、種をまくのを忘れてしまいました。来週の木曜日に畑に行くので、その時にまきます。

スナップエンドウ播種

小松菜、ほうれん草、小カブの種もまきました。ここ数日はやけに暖かいですが、また数日後には寒波が来るようなので、霜よけのネットをかぶせました。

種をまいて、霜よけのネット

ニンジンの種もまきました。ニンジンは土の湿りを保たないと発芽しませんが、明後日からは雨と雪の予報なので、タイミングを見計らっての播種です。この冬は乾燥していますが、土の中は意外と湿っていました。種をまいて土を薄くかぶせた後、種が水分を含むように上からよく踏み、保湿と霜よけのために草をかぶせます。

ニンジン播種

アブラナ科の野菜

寒さに強めのアブラナ科の中でも、私の畑で最高の耐寒性を誇っているのはカラシナです。葉っぱは黄色くなっていますが、中心からは新しい葉が出てきています。次に強いのはルッコラ。霜で駄目になった葉の下に隠れている葉っぱは、青さを保っています。

キャベツは、半分はネットをかぶせ、半分は何もかぶせずに冬を越しましたが、かぶせていないほうがやや大きくなっているようでした。とはいっても、どれもまだほとんど巻いていません。暖かくなって、とう立ちせずに巻いてくれるのでしょうか。

芽キャベツもほとんど成長が見られません。種まきが遅すぎたようです。少しでも大きくなってくれるといいですが。

小松菜は、少しだけ生き残っていました。タアサイは、大きくなってはいませんが、元気そうではあります。

その他の野菜

全体的に枯れ果てた畑ですが、探すと緑の部分もあります。畔に種をまいたライ麦は、冬を越して、これからすくすくと成長してくれそうです。

ニンニクもなんとか冬を越しました。葉っぱは茶色くなり、最近虫に食われた跡があるのは気掛かりですが。

九条ネギも、枯れ果てた畑に残る貴重な緑です。葉先は黄色く枯れていますが、これから復活するでしょう。

イチゴ畑もすっかり枯れています。でも、近付いてよく見ると、新芽がちゃんと出てきています。

秋に成長しきらず、小さいまま放置していたロメインレタスは、意外にも越冬しました。2~3 株しかないので、種を採りたいです。最後まで収穫していたパクチーは、今も健在です。暑い国のハーブというイメージでしたが、寒さにはすこぶる強いようです。

秋に掘った里芋とヤーコンの種芋は、凍らないように、地中深くに埋めて、雨や風や霜を防ぐためにチガヤで屋根を付けました。南側を開けて、日は当たるようにしてあります。中身は確認していないので、どうなっているのかわかりませんが、4 月の植え付けまで無事でありますように。

里芋とヤーコンの菊芋の保存

本日の収穫

シーズン最後に掘った時に少し残しておいた小さめのニンジンを全部収穫しました。小さいですが、割とたくさん採れました。カラシナとルッコラも少し収穫。ほとんど収穫物がないこの時期に、少しでも収穫があるのはうれしいです。

今日の生き物と草花

春の花も咲き始めました。写真は撮り忘れましたが、種まきをするときに、冬眠中のカエルを起こしてしまいました。びっくりさせてしまい、申し訳なかったです。

冬の間に、モグラ塚がたくさんできていました。私の畑には、モグラの通り道がたくさんあります。モグラ塚の土は、ふかふかしているので育苗用に使えそうです。

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