今朝は比較的暖かかったので、新年初の畑にやってきました。今年のお正月は元旦から今日までずっと天気に恵まれています。畑に向かう道中、富士山がきれいだったので、車を止めて写真を撮りました。
霜が降りる日々
高冷地のこの地域では、この時期、毎朝氷点下で霜が降ります。8 日前の 12 月 26 日に来たときには畑はすでにほとんど枯れ果てていましたが、今朝はそのときよりもさらに霜の被害が進み、畑はほとんど茶色くなっています。
それでも場所によっては背の低い冬の雑草が緑を保っています。勝手に生えてくるだけあって雑草は強いです。前回見たときはまだ元気だったイタリアンパセリは、とうとうしなびてしまいました。
霜対策
畑の周りには笹が生えているので、それを霜・風よけに使っています。作物の北側に壁を作るような感じで笹を立てていますが、少しは効果があるようです。キャベツには全体的に白く霜が降りていましたが、笹を立てた近くのキャベツだけは霜が降りていませんでした。これからまだまだ寒くなるので、そうなるとあまり効果は期待できませんが、それでも何もないよりはましだと思います。
防虫ネットがあったので、霜を防ぐため、キャベツの一部にかぶせてみました。キャベツを植えたときには植える場所があまりなく、なんとか空いていた場所に定植したので、一列に並んでいるわけではありません。そのため、全部をネットに入れることはできませんでした。外に出ている分は、笹で囲ってあります。
それぞれの野菜の現状
キャベツは前回見たときよりは巻きが進んでいるようです。こんなに寒いのに、少しずつでも成長しているとは、本当にたいしたものです。長い間雨も降っていないので、水も不足しているはずですが、太陽の光だけはたっぷり浴びています。
ワイルドストロベリーとイチゴは、寒さにはすこぶる強いので、とても元気そうです。赤く色を変えた葉っぱが目を引きます。
ルッコラとカラシナも相変わらず元気です。植物は糖度を上げて凍結を防ぐとはよく聞きますが、辛いルッコラやカラシナはどのような機序で凍らずにいるのでしょうか?
芽キャベツは、脇芽の成長が全く見られません。少し気温が上がるころに成長するといいのですが。
九条ネギとニンニクは、寒そうですが、なんとか頑張っています。あまりにもさみしい感じだったので写真は撮りませんでしたが、タマネギは苦戦しています。巻かなかった白菜は、春に菜の花を収穫するために残してありますが、今のところ無事です。寒さに強いほうれん草は、元気そうではありますが、成長がほとんど見られません。雨が降らないせいかもしれません。
本日の収穫
残していたニンジンを掘りました。前回よさそうなのを掘ったので、今日は小さいものが多め。ニンジンは甘くてとてもおいしいので、小さいものは、洗ってすぐに丸かじりしてしまいます。葉物も少しですが収穫できました。小松菜、ビタミン菜、カラシナ、ルッコラ、パクチーです。