2023.05.21 畑の記録「イチゴの収獲、ミニトマトの開花、ナスの定植」

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今日もいい天気です。夏野菜の定植はだいたい終わりましたが、今日は残っていたナスを植え付けます。前回までに定植した夏野菜のようすも気になります。

目次

ナスの定植

今日は、熊本ナス二株とコンパニオンプランツのナスタチウムを定植します。熊本ナスは、育苗トレイで育てたものが余ったということで分けていただいたのですが、鉢上げして持って帰るときに根を傷めてしまったらしく、成長が思わしくありませんでした。その後、徐々に回復して成長してきたのでもう大丈夫と思っていましたが、数日前から葉っぱが黄変し、急に弱りだしました。葉っぱの裏を確認すると赤いハダニがついています。ハダニは水に弱いということで葉っぱ一枚一枚の裏表に水をスプレーしましたが、しばらくするとまたついています。セロハンテープで取り除く方法も紹介されていたので、それもやりましたが、やはりしばらくすると赤いハダニの姿が……。二日ほど、気が付くたびにハダニとりをしていると、ようやくほぼ発生しなくなりました。家においておくよりも外に出して雨にも当てた方がよいのではないかと思い、まだ少し小さく、しかも弱った株ではありますが、今日畑に出すことにしました。「かわいい子には旅をさせよ」の気持ちで送り出します。

ナスは、5 月 4 日と 16 日にアップルグリーンナスをそれぞれ一株定植しました。5 月 4 日に定植したものは、まだ寒すぎるとはわかっていたのですが、育苗中になぜか一株だけ急成長し、狭いポットでは窮屈になってしまったので定植しました。あんどんをかけていたのですが、寒さで活着も悪かったのか、アブラムシにやられてかなり弱ってしまいました。その後、あんどんを外しましたが、弱る一方で、復活は難しいのではないかと思われます。16 日に定植した株は、少し色が薄くなっているのが気になります。定植後まだ 5 日なので、活着していないのだとは思いますが。

今日定植した熊本ナスは、一株はそれなりに状態がいいのですが、もう一株は、ハダニのダメージがひどく、葉っぱもかなり黄色くなっています。水曜日に最低気温 7 ℃の予報が出ているので、あんどんで保護しました。

コンパニオンプランツとして、育苗していたナスタチウムを定植しました。ナスタチウムの種は、去年採種したものの、未熟で発芽しなかったため、新たに購入しました。

ナスのコンパニオンプランツとして植えたナスタチウム

オクラの種まき

スイカとカボチャの畝に、それぞれ違う品種のオクラの種をまきました。5粒ずつまいたので、間引いて 2~3 本にして育てる予定です。スイカの畝もカボチャの畝も草だらけで、どこに種をまいたのかわからなくなりそうなので、種をまいた場所には、その辺に落ちている枝などを突き刺して目印にしました。

オクラの種をまきました。草だらけです。

ミニトマト開花!

5 月 4 日に定植し、その後寒さで弱っていたトマトですが、回復して大きくなってきたもの、弱って小さいままのものといろいろです。ステラミニトマトは、いち早く開花しました。同じ品種でもまだ小さいままのものもあり、何がこの差を生むのかは不明ですが、とにかく元気なものはやたら元気そうです。

勢いを感じさせるステラミニトマト

虫の被害

虫が活発になってきました。この前まではなかったウリハムシの被害も今日確認しました。あんどんにはいっていないズッキーニがやられています。先週定植したばかりのとうがらし類には、アブラムシがついています。去年もやられました。さらに、何枚かの葉っぱが丸まっているので中を見てみると、写真は撮り忘れましたが、薄緑のイモムシが入っていました。ハマキムシでしょうか? トウガラシ類は、去年も定植後しばらくは虫の被害が大変でした。ダイコンサルハムシも勢いを増してきました。特に小カブと小松菜がお気に入りのようです。小松菜には、モンシロチョウの幼虫もついて、これでは収穫は難しそうです。虫のために育てていると割り切ることにします。赤そら豆のアブラムシもさらに増え、もうどうしようもない感じです。テントウムシの幼虫もけっこういましたが、食べきれないくらいの量です。赤そら豆もあきらめることになりそうです。麦に囲まれて日当たりがもう一つで、大きく成長しなかったのが敗因かもしれません。

それぞれの野菜の現状

ズッキーニは、何か弱々しい姿です。この畝の下をモグラが活発に動き回っているのが問題なのかもしれません。しかし、小さい体ながら、雌花のつぼみができている株もあります。この時点で黄色ズッキーニだとわかる姿です。

小麦は実が立派になってきました。どんな風になったら収穫期なのか、収穫後どうしたらいいのか、ほとんどわからずに種をまいたので、そろそろ勉強しなくてはなりません。4 月 22 日に出穂を確認しましたが、出穂から 45 日ほどで収穫時期のようなので、6 月半ばまでには収獲でしょうか?

5 月 13 日に定植したキュウリは、まだあまり成長はしていませんが、ウリハムシの被害はありません。先週定植したセージも、今のところ元気そうです。アフリカンマリーゴールドは、播種後一か月半ほど経ちましたが、順調に育っています。間引いて移植してもいいかもしれません。葉物を植えている畝は、まずまずといったところでしょうか? 今日はサニーレタスを初収穫し、小カブも少し収穫しました。ニンニクは、ますますヨレヨレになってきたので、もうこれ以上肥大しないのかもしれません。花芽が出てから 10 日から 2 週間が収穫の目安とのことですが、5 月 4 日に最初の花芽を確認しているので、もう 2 週間以上過ぎていますね。晴れの日が続いたときに収穫した方がいいということなので、来週末には試し掘りしてみようと思います。イチゴは順調です。タマネギは、葉が倒れたら収穫ということですが、まだ倒れていないので、さらなる肥大の可能性は残されているようです。

本日の収穫

イチゴは、大小合わせて 18 個収穫できました。草陰に隠れていたりするので、宝探しのようです。虫に食われているものもありましたが、多少は仕方ないですね。イチゴは、収穫時期が短いので、採りそびれないように、こまめに畑に来たいと思います。今日は、小カブも少し収穫しました。葉っぱの部分は虫に食べられてボロボロなので、畑に戻しました。越冬ニンジンも収穫しましたが、この春種をまいたニンジンも徐々に育ってきたので、もう少ししたら間引きをした方がいいのかもしれません。いくつか立派なものもありました! 他には、サニーレタス、パクチー、レッドロシアンケール、アップルミント、それからアブラムシのついていなかった小さい赤そら豆を 3 つだけ試しに採ってきました。

今日の生き物と草花

クリムゾンクローバーが減ってしまい、そこで繁殖していたテントウムシがいなくなってしまいましたが、畝間の赤クローバーがよく成長してきたので、そこにもテントウムシが見られるようになりました。畑中で活躍してもらいたいものです。大きく広がったタイムは、今花盛りです。

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