2023.12.27 畑の記録「寒さに耐える畑の命」

Translate:

今日も冬らしい気持ちのよい青空広がっています。もう早朝に畑に行こうと思うような気温ではありませんが、晴れて風のない日の昼間は、日射しの暖かさを感じながらも、キリっと冷たい空気が心地よく感じられます。

目次

寒さに耐える植物

ハーブ類のうち、ラベンダー、タイム、ローズマリーなど、去年、一昨年と極寒に耐えたものは大丈夫だと思っていますが、今年植えたセージは、冬が越せるのか心配です。すでにかなり強い霜が毎日のように降りていますが、今のところは無事なので、このまま持ちこたえてもらいたいです。しかし、冬はまだ始まったばかり。

イタリアンパセリは、9 月に購入した苗を植え、その後ほぼ成長がありませんでしたが、しっかり根付いてはいるようで、寒い中枯れることなく生き延びています。ルッコラは、今畑の中で一番元気かもしれません。いくつか茂みがありますが、どこもやたら青々としていて頼もしいです。

9 月に種をまいた立葵も地面に張り付いて寒さをしのいでいます 。こぼれ種から発芽したオルレアも同様に地面にべったりと葉を広げて冬を乗り越える姿勢です。

少し前まで花を咲かせていたイチゴもさすがに枯れ葉が目立つようになってきました。それでも畝全体に広がったその姿を見ていると、春に実る真っ赤なイチゴが今から目に浮かびます。

イチゴ

それぞれの野菜の現状

麦類は青々と元気そうです。ちゃんと種をまいたものはもちろん、実験的に穂のままバラまいたライ麦も思った以上に発芽して、すくすくと育っています。

芽キャベツは、さすがに寒すぎるようで、10 日前からほとんど変化が見られません。芽の邪魔になっている葉を少しだけ切りました。

白菜は、外側の葉っぱを紐で縛っていますが、寒さを直に受ける外葉はかなり枯れてきています。巻いていないものを紐で縛っても、やはり巻いていません。ただ、内部は暖かそうなので、内側の葉を保護する役割は果たしているのではないでしょうか。葉っぱを欠いて収穫したらいいのですが、家に白菜があるので、今日は収穫しませんでした。

いつ植えたものかも忘れましたが、ネギは寒くても元気です。暑さと乾燥でほぼ発芽しなかったほうれん草は、ほんの数株しかありませんが、まだ小さいままで収穫には至りません。自家採種の種から育てているニンニクは、黄色くなっていた葉っぱが、前回よりも緑を増している印象です。この前ボカシで補いをしたのが効いてきたのでしょうか?

本日の収穫

残っていた大根で、食べられる大きさのものはすべて収穫しました。当然ですが、葉っぱは寒さでほとんどダメになっていますが、わずかに残ったきれいな葉っぱだけ残して収穫です。源助大根は、丸くてカブのようです。小さいものばかりですが、一人分なので、これだけあればしばらく大根には困りません。ネギも一本収穫してみました。土寄せしていなかったので白い部分は少しだけです。葉物は、チャード、ケール、のらぼう菜、カツオナ、ルッコラを収穫しました。ぱっと見ると枯れ果てた畑ですが、真冬にこれだけ採れればありがたいです。

今日の生き物と草花

小さめのタンポポの花が二つ、寄り添うように咲いていました。花の多い時期だとさほど目立ちませんが、冬場には目を引きます。ホトケノザも貴重な彩です。貸農園の敷地に植えられているパンパスグラスは、強風の中でも倒れずに、空に向かって真っすぐ立つ姿がなんとも美しいです。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次