あさっての朝は晴れで 3 ℃の予報が出ているので、初霜が予想されます。その前に夏野菜をある程度片付けておくことにしました。
夏野菜の片付け
ついこの前まで生い茂っていた草が、すっかり枯れて倒れています。通路に生えていた草も倒れ、畑全体が殺風景になってきました。夏野菜も霜が降りれば枯れてしまうので、一部だけですが、今のうちに片づけてしまいます。
トウガラシ類は、もうほとんど実がつかなくなっています。パレルモは実がついているものもありますが、色が変わるのを待っているとと霜にやられるので、全部収穫することにしました。ナスは、いくつかなっていますが、虫食いがひどいので収穫はせず、このまま放置して、霜で枯れてから片付けようと思います。ミニトマトはまだ少しずつ実がついているので、もしかしたらまだ霜が降りない可能性を考えて、おいておくことにしました。ホーリーバジルは、最近気に入ってお茶にして飲んでいるので、今日はまだ枯れていない新鮮な部分を全て収穫しました。もうほとんどないだろうと思っていたのですが、脇芽がたくさん出ていて、思ったよりもたくさん採れました。でも、うっかり種を採るのを忘れてしまいました。
動物に掘られたのか、莢が地上にとび出していた落花生ですが、今日収穫します。株自体は結構大きくなってはいますが、まだ葉っぱが青々としています。掘ってみると、案の定、莢は成熟していないようです。どっちにしても霜が降りる前に掘るつもりだったので仕方ありません。小さすぎるものと虫食いのものを除くと、ほんのちょっとしか残りませんでした。落花生の根っこには、根粒菌がたくさんついていたので、根っこだけ切って土に埋め戻し、上には草と落花生の残渣をかけておきました。
野菜を植えていない場所には、草をたっぷりかぶせて来シーズンに備えます。
麦の種まき
この夏採種した麦をまきました。大麦、小麦、ライ麦です。大麦はスズメに食べられてほとんど採れず、小麦は時機を逸してほとんど採れなかったので、収穫した穂から種を採るのは簡単でした。ところが、ライ麦はたくさんあり、全部は処理することができなかったので、今日は種として使ったのはほんの一部だけ。残りは、まだ穂についたままおいてあります。穂のまま通路に埋めて置いたら芽は出るのでしょうか? イチかバチか試してみてもいいかもしれません。
それぞれの野菜の現状
今年は暑かったせいか、レタスの生育が遅れていますが、やっと涼しくなって、少しずつ大きくなってきました。ルッコラは、すこぶる順調。チャードもまだ小さいですが、葉数が増えてきました。ケールは今日も元気です。葉物が増えてきてうれしいです!
白菜は、ダイコンサルハムシの食害も落ち着いてきて、徐々に成長しています。巻くのは無理でしょうけど、来年の菜の花は確保できそうです。確か去年の秋に植えたニラは、葉先は枯れてきましたが、分けつしています。
自家採種のニンニクは、ほぼ発芽したようです。購入したホワイト六片は、まだ一つしか発芽していません(もう一つの畑では半分以上発芽しています)。
本日の収穫
源助大根が太くなってきたので収穫しました。抜いてみるとずいぶん短い……。調べてみると、源助大根は太短いもののようです。ただし普通は 20~25 センチくらいあるとこのこと。計ってみると 10 センチと 15 センチだったので、まだ大きくなりますね。源助大根の特徴は、甘くて柔らかく、それでいて煮くずれしにくいので、おでんやフロフキ大根に向いているようです。葉っぱは、宮重大根の間引き菜と一緒に料理します。ニンジンもまた少し間引きました。春に種をまいたものが、今やっと成長してきました。夏に種をまいたものはほとんど発芽せず、発芽してもまだとても小さいです。最後の落花生は、ほんの少しでも収穫できてよかったです。あとは、ホーリーバジル、アップルミント、ミニトマト、パレルモ、万願寺トウガラシ、伏見甘長トウガラシ、ケール、チャード、ルッコラと春菊の間引き菜を収穫しました。ルッコラは大きくなると辛すぎるので、ベビーリーフがちょうどいいです。春菊も小さいうちは生で食べるとおいしいです。ケールも間引き菜の小さいものがあったので、ルッコラ、春菊、ケール、ミニトマトをサラダにしたら、とてもおいしかったです。
今日の生き物と草花
テントウムシダマシに朝露がびっしりとついています。テントウムシと違って毛が生えているので、朝露が付きやすいのでしょうね。ヤマトシジミもトンボも寒いようで、あまり動きません。春に種をまいたナスタチウムは、まだ咲いています。マリーゴールドも同様。長く咲いてくれる花はありがたいです。