2023.09.24 畑の記録「秋の訪れ」

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昨日は秋分の日でしたが、夜はかなり気温が下がり、布団をかぶって気持ちよく寝られました。今朝も外に出ると少し寒いくらい。昼間はまだまだ暑いものの、歴史的な暑さだった今年でさえ「暑さ寒さも彼岸まで」という表現は、的外れというわけではなさそうです。空を見上げると、雲の形も秋らしくなってきました。

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種まき

今月はいろいろな種をまいているものの、雨不足で発芽が思わしくありません。まき直したくても時期を逸してしまったり、手持ちの種がなくなってしまったりで、今度の収獲が危ぶまれるので、昨日近所で今からまける種を三種類購入しました。

一つ目のビタミン菜は、アブラナ科の野菜で、耐寒性が強く育てやすい品種のようです。ビタミン A が豊富ということで、鳥目の私にはピッタリです。二つ目のタアサイは、同じくアブラナ科の野菜です。冬になると道の駅が品薄になるのですが、タアサイはそんな時期にも売られていて、これを自分でできたらいいなぁとひそかに思っていました。また、室温で(と言ってもとても寒い家ですが)保管していても長持ちするので、とても重宝しました。最後はサラダ菜です。アブラナ科ばかりなので、違うものをと思い、キク科のサラダ菜を選択しました。

ちょうどよい場所がなかったので、すっかり穂が出た青じそを片付けてそこに種をまきました。

ビタミン菜、タアサイ、サラダ菜を播種

草集め

貸農園の畑外の部分は、農園の方が草刈りをしてくれるのですが、今朝は刈ったあとの草がたくさん落ちていました。大量のお宝に目の色を変えて、あちこちから集めてきて畝の上にのせたり、草堆肥にするために空いている場所に積み上げたりしました。夏の間は嫌というほどあった草ですが、冬になると不足してくるので、今のうちに集めておきます。

落花生の危機

4 日前には順調に育っていた落花生ですが、今朝見ると、土からむき出しになっています。虫食いのものはあるのですが、きれいなままのものも多く、動物が掘り起して食べたという風ではありません。土が流れるほどの大雨が降ったわけでもなく、一体なぜこんな風になっていたのかは謎です。ここの畑では唯一まともに育っていた隣り合う二株がどちらも同じ状況です。収穫まではまだ一か月ほどあり、まだ成長途中なので、とりあえず土をかぶせてその上から草をかぶせておきました。何とか持ち直してくれるといいのですが。

それぞれの野菜の現状

マッツワイルドチェリートマトは、まだまだ実をつけています。今年は雨が少ないので、トマトにはいいようで、甘くておいしい実が採れます。

ダイコンサルハムシに葉っぱをすっかり食べられてしまった白菜を見てみると、中心から新しい葉っぱが出て来ています。出てきた葉も食べられてはいるものの、4 日前と比べるとまだ希望が持てそうです。予想はしていたものの、素晴らしい生命力に感心しました。 芽キャベツは特別成長は見られないものの無事です。トマトの支柱下に種をまいたルッコラは、知らないうちにグングン成長していました。ルッコラとケールは、ダイコンサルハムシにあまり人気がないので育てやすいです。モンシロチョウの幼虫はつきますが、ダイコンサルハムシのように、苗が小さいときに食い荒らしてダメにしてしまうようなことはないので、ずいぶんマシです。源助大根は、ダイコンサルハムシの被害が徐々に拡大しているようです。

越冬したニラは、やっと大きくなってきました。とは言っても、まだ収穫できるほどではないので、収穫は来年のお楽しみです。ビーツは、順調に発芽していたのですが、何者かにやられてしまって、ほとんど消えてしまいました。大きめに育ったものも茎の下の方から切られていました。虫がいるのか周囲をかき分けて探してみましたが見つかりませんでした。イタリアンパセリは、前回見たときには葉っぱが白っぽくてよくなかったのですが、今日見たら回復していました。雨も降ったので、活着して元気になったようです。チャードもやっと少し大きくなってきました。色がとてもきれいです。サツマイモは草だらけでひどい状況ですが、背丈が高くなる夏草はもう終わりなので、そのまま放置することにしています。ほうれん草は、播種後 2 週間ほどたって、とうとう少しだけ芽が出てきました。

本日の収穫

今日の収獲は、マッツワイルドチェリートマト、サンマルツァーノ、さやインゲン、大根の間引き菜、伏見甘長トウガラシ、パレルモ、オクラ、ピーマン、ナスです。もう一つの畑で、種取り用においてあったキュウリとササゲも採ってきました。どちらも収穫はできなかったのですが、種だけでも採れてよかったです。

キュウリは、種を採るために、大きく育って黄色く熟し、少しやわらかくなるまで畑においていました。割ってみるとたくさん種が入っています。種はゼリー状の物質に包まれているので、それを洗い流しました。トマトの種取りと同じように、少し発酵させるとゼリーが取れやすいようですが、今回は水洗いのみ。水に浮かんだ種は充実していないので取り除きます。あとは 2~3 日乾燥させればできあがりです。キュウリの種取りははじめてなので、来年に自家採種の種をまくのが楽しみです。

今日の生き物と草花

パースニップの葉っぱに、また新たなキアゲハの幼虫がいました。空き地になっている隣の畑に、キアゲハの餌となるセリ科の植物があるかもしれないと思って探しに行ってみましたが、残念ながら見当たりませんでした。そういうわけで、今回もニンジンに移動させます。前の幼虫はいなかったので、蛹になったのでしょうか? ニンジンコーナーは、まだ持ちこたえています。

白インゲンは、ところどころ枯れた葉っぱが目立ちます。よく見てみると、茎にメイガが入った跡がいくつか見つかりました。去年は、大豆がこんな感じですっかりやられてしまいました。大きな株なので、何匹かの食害で一気に全滅ということはないと思いますが、豆ができるまではまだ時間がかかるので、今後が心配です。葉っぱには、何者かの卵もついていました。綿のようなもので覆われた薄ピンクの卵です。蛾でしょうか?

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