2023.09.05 畑の記録「種まきと発芽状況の観察」

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今朝は二つの畑で種まきをしました。あとで行った貸農園の畑では、まだまきたい種はあったものの、暑さに負けて 8 時半に断念。9 月になっても真夏並みの暑い日が続いていますが、早朝だけは涼しいので、畑仕事は時間との戦いです。夏はたくさんの実りをもたらしてくれる時期ではありますが、暑さを気にせずゆっくりと畑仕事が楽しめる季節が待ち遠しいです。

目次

種まき

今日は、ビーツとニンジンの種をまきました。ビーツの種は春にもまいて、今収穫時期を迎えていますが、あまり大きくなっていません。秋まきの方が育てやすいということなので、今度は大きく育ってほしいものです。ニンジンは、自家採種したものです。休眠期間が一か月とも聞きましたが、この間、採ってそのまままいた種もそれなりに発芽してきたので、まぁ何とかなるのではないかと、とにかく多めにまいておきました。土は乾燥していたので、水をやってその上に草をかけます。パクチーやディルは、ちょうど種ができているので、あいている場所に適当にばらまいて、よく踏んでおきました。それ以外にも、来年用に少し採種して持ち帰りました。

発芽状況

秋冬野菜の種はお盆のころにまいたので、3 週間ほどになります。サニーレタスは、残っていた種が少ししかなかった上に、乾燥しているときに種をまいたので、少ししか芽が出ていません。レタスはたくさん食べるので、種を購入してまき足そうかと思っています。春菊は順調に発芽してきました。チャードは、発芽率が悪い上に虫に食われています。ニンジンは、乾燥させてしまったので仕方ないですが、発芽率が思わしくありません。この場所にはカラシナが植えてあったので、こぼれ種から芽が出ています。カラシナも播種しようと思っていましたが、こぼれ種で十分かもしれません。レッドロシアンケールも同じくこぼれ種で発芽しています。去年の残りの種をまいたグリーンケールも、なかなかよく発芽しています。トマトの支柱下に種をまいたルッコラも順調。宮重大根は、インゲンの支柱の下にまいた分は、日当たりが悪くて徒長気味です。源助大根は、あっというまに大きく育ってきました。去年大きく育った大蔵大根は、採種に失敗してがっかりしていましたが、今年は源助大根が頑張ってくれそうです。

それぞれの野菜の現状

トマトは、きちんと育苗して大事に植えたものは、去年より一か月も早く終わりを迎えようとしています。加熱用の二種のトマトは、すっかり終わってしまいました。ミニトマトも、もうほとんど枯れています。でも、こぼれ種から生えてきたものや、育苗時に培養土に雑じっていた種から発芽して、中途半端に育てて畑に出したものは、今どんどん実をつけています。支柱も立てられず地ばい状態のものもあり、葉っぱも青々と元気そうです。留守の間たくさんの実を収穫しそびれ、その間にどんどん枯れてきてしまったトマトですが、草に埋もれながら、ひっそりゆっくり成長したトマトは、まるで私の帰りを待っていてくれたかのようです。ほんの数株ですが、とてもありがたい恵みです。

白インゲンは、支柱の頂点に達し、行き場を失ったツルが天に向かって伸びています。花も咲き始めたので、収穫が待ち遠しいです。落花生は、日当たりのよい場所はよく茂っていて、収穫が期待できそうです。草が生い茂って日が当たっていなかったところは、とても小さい株で、今からではもうそれほど大きくなれそうにありません。バジルは、5 日前にはとても元気だったのに、去年と同じメボウキべと病が発生してしまいました。去年は、一旦病気が発生したら、畑中のバジルがダメになり、どういうわけか家のプランターのものまでも同じ病気にかかってしまいました。今日は、とりあえず無事な葉っぱだけ収穫し、症状の出た葉っぱは取り除いて、ほとんど丸坊主にしました。ラベンダーは、あまり花はつけませんでしたが、草に覆われていた割には元気そうで一安心です。サツマイモも草と一緒に元気に育ってます。

本日の収穫

今日の収獲は、ミニトマト、アップルグリーンナス、パレルモ、万願寺トウガラシ、伏見甘長トウガラシ、バジル、シソ、アップルミントです。草整理をしていてあやまって落花生を一つ掘り起こしてしまったので、持って帰って一日ベランダで干してみました。よく乾燥してカラカラと音がしているので、来年の種にできるかもしれません。

今日の生き物と草花

前回はトンボをよく見ましたが、今回は蝶です。写真にはヤマトシジミしか撮れませんでしたが、アゲハチョウ、キチョウ、モンシロチョウ、その他よくわからない蝶も見ました。モンシロチョウは、写真を撮ろうと近付くと逃げてしまいました。ヒラヒラと飛ぶその蝶を目で追っていると、草むらの中で真っ赤に光るミニトマトが目につきました。見逃しているトマトがあることを教えてくれたのかもしれません。あやうく片手一杯分のミニトマトを採りそびれるところでした。

カエルは、だんだん大きくなってきました。良く太って貫禄があります。ショウリョウバッタも何匹か見かけました。近づくとピョーンと跳んで逃げてしまいますが、すごい跳躍力です。白インゲンには、ウリハムシが何匹かいましたが、ウリ科じゃなくてもいいのでしょうか? 一応まだカボチャやキュウリはあるのですが、あまり状態がよくないので、新鮮なマメ科の方がおいしいのでしょうか? マメ科が好きなウリハムシモドキという虫もいるようですが、これはどう見てもウリハムシです。目がかわいいですね。

花オクラは、また一つ花を咲かせていました。近寄って花の中を撮ってみると、何か不思議な形でした。畑のあちこちで咲いているツユクサは、鮮やかな青が神秘的です。可憐な白インゲンの花も咲き始めました。

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