2023.05.16 畑の記録「トウガラシ類の定植」

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昨日までは寒いくらいの日が何日か続きましたが、今日は打って変わって夏を感じさせる気候です。夜間はまだ 10 ℃を下回る予報が出ていますが、寒さに弱いトウガラシ類もそろそろ畑に出すことにしました。

目次

トウガラシ類などの定植

ナス科の中でも特に寒さに弱いトウガラシ類ですが、明日は 30 ℃を超える暑さということで、そろそろ定植することにしました。パレルモ 10 株とピーマン 3 株です。パレルモは、スーパーで買ったものからとった種で去年栽培し、甘くておいしかったので、種を採取し、今年も栽培することにしました。ピーマンは種苗交換会でいただいた種を使いました。トウガラシ類は、まだ小さいものがほんの少し残っていますが、これでほとんどです。

ピーマンは、トマトの支柱の東側、パレルモは西側に植えました。ナス科ばかりの畝になってしまいました。

アップルグリーンナスは、5 月 4 日に一株定植しましたが、今日もう一株追加しました。

アップルグリーンナス

種をまいて家で育てていたセージも二つ植え付けました。まだ小さいので少し心配です。セージは、非常に発芽が悪く、たくさん種をまいたのですが、今のところ二つしか発芽していません。是非うまく育ってほしいものです。

セージ

定植後の夏野菜

5 月 4 日に定植したアップルグリーンナスは、前回アブラムシがついているのを確認し、あんどんを外しましたが、あまり状態がよくありません。アブラムシは最初見たときは、雨で洗い流されたのか一匹も見当たりませんでしたが、帰る前に見てみると、また数匹ついていました。葉っぱのようすもおかしいです。病気にかかったのかもしれません。全く成長もしていません。

トマトもかなり弱っています。定植前は生き生きと元気で美しかった苗が、畑に出したとたんに弱っていくのを見るのはつらいものです。でも、去年もかなり悪い状態になりながらも生長してくれたので、なんとか生き延びてくれることでしょう。

3 日前に定植したウリ科の野菜はどうでしょうか? キュウリとスイカは変化なしです。カボチャは、一株少し黄色くなってしまいました。老化していた苗なので、活着が悪いのかもしれません。直まきした分も発芽しているので、もしかしたら、直まきの方を残した方がいいかもしれません。12 日前に定植したズッキーニは、まずまずです。あんどんなしのキュウリがウリハムシに全く食べられていなかったので、ズッキーニもきっと大丈夫だろうと思い、あんどんから出しました。せっかくの太陽光、直接浴びた方が気持ちよさそうです。

じゃがいもの芽かき

霜被害から完全に復活したジャガイモは、元気に育っています。一つの種芋からたくさん芽が出ますが、芋を太らせるためには、芽かきをした方がいいようです。しかし、霜にやられながらも出てきた芽を取ってしまうのは心が痛みます。特に密生していた 3 か所ほどだけ芽かきをし、芽を別の場所に埋めてみました。これで少量ながら収穫できることもあるようです。芽は多めに残しましたが、小さいジャガイモは結構使いやすくて好きなので、小さいのがたくさんできたらそれはそれでいいのではないかと思います。

ジャガイモ(キタアカリ)の芽

それぞれの野菜の現状

タマネギは、ピンポン玉を少し超える大きさで喜んでいましたが、さらに成長してきました! あと数週間で収穫だと思いますが、思いのほか成長して感激です! 全くダメだった他の場所のタマネギもピンポン玉を目指せる程度のサイズになってきました。自家製ボカシ肥料が効いたのかもしれません。そして、タマネギと同じ畝のオオサヤエンドウも徐々に成長してきました。スナップエンドウとグリーンピースは、虫の息です。

3 月に種をまいた小カブ、小松菜、サニーレタス、ほうれん草も順調に成長しています。アブラナ科はやはりダイコンサルハムシに食べられていますが、今は成虫しか見かけません。数が多いせいなのか、食欲旺盛なせいなのかはわかりませんが、幼虫の方が、被害が大きいような気がします。

4 月にまいた種も順調に発芽して成長しています。今年はじめて栽培するものは、どんな風になるのか、特に楽しみです。

約一週間前に定植したクサソテツ(コゴミ)は、日照りで一気に枯れてしまいましたが、ここ数日の雨のおかげで少し元気を取り戻しました。一株は何とか生き残りそうです。もう一株は、葉っぱがすべて枯れてしまったのですが、もしかしたら成長点は残っているのではないかと期待しています。赤そら豆は、アブラムシの被害がひどく、成長が思わしくありません。そら豆はアブラムシが付きやすいと聞いていましたが、本当でした。麦に囲まれて寒さ除けにはなっていると思いますが、風通しが悪くてよくないのかもしれません。

サツマイモの苗づくりその後

なかなかうまくいかないサツマイモの苗づくりですが、昨日とうとう発芽と発根を確認しました。今年の苗づくりは、まず、自家採種した紅はるかが腐ってしまい(保管温度が低かったためと思われます)、次にスーパーで購入した紅はるかもダメになりました(プランターの温度が上がりすぎて、煮えてしまった気がします)。4 月 28 日、スーパーで購入した名前のわからないサツマイモで三度目のチャレンジを開始しましたが、やはり発芽しません。5 月 7 日、たまたま紅はるかをいただいたので、名前のわからないサツマイモと一緒に、お湯に浸してみました。48 ℃のお湯に 40 分ほどつけると消毒と発芽促進の効果があるということで、去年やってみたのですが、効果が見られず、今年はこの過程は省いていました。でも、藁にもすがる思いで、一旦土に埋めていた芋といただいた芋をお湯に浸しました。その 8 日後の昨日、とうとう、小さな小さな芽が出てきました! 植付適期は 今月末から 6 月半ばまでなので、とても間に合わないと思いますが、奇跡の急成長ということもあるかもしれないので、あきらめずに見守りたいと思います。

本日の収穫

今日のイチゴは 4 個だけ。雨が続いていたので、受粉ができなかったのかもしれません。今日は、実が付きそうな場所に藁を敷いて虫食い対策をしました。ついでにランナーも切りました。ケールは、レッドロシアンケールがまだ収穫できます。ニンジンは越冬ニンジンで小さいです。窮屈になってきた小カブを少し間引きました。とう立ちしたパクチーも収穫しました。

ニンジン、子カブ、パクチー、ケール、イチゴ

今日の生き物と草花

暑くなる前に作業を終えようと忙しくしていたので、あまり周囲にまで目がいかなかったのですが、仕事を終えてイチゴを見ていると、毛虫が葉っぱをムシャムシャと食べていました。ハナアブもやってきていました。畝脇のクリムゾンクローバーがなくなってしまったため、今年は受粉を助けてくれる昆虫がかなり少ないです。ついでに、テントウムシもほとんど見なくなってしまいました。テントウムシがいたら、アブラムシだらけの赤そら豆のところに連れて行けたのにと思うと残念です。カエルは今日もたくさん跳んでいました。

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