2023.03.06 畑の記録「ニンニクをネギオオアラメハムシの幼虫に食べられる」

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夜の間に雨が降っていたようですが、今朝は雨も上がり、太陽も出てきました。このところ、昼間はすっかり春です。今日は、貸農園の更新手続きのついでに畑を見てきました。

目次

貸農園 3 年目に突入

2021 年の 5 月から貸農園で畑を借りていますが、今年は 3 年目となります。今日は、その契約更新のために貸農園の事務所に行ってきました。2 年前、何もわからないまま約 100 平米の畑を借り、思うように収穫できないながらもなんとか続けてきた畑。今もわからないことだらけ、失敗ばかりではありますが、2 年前と比べると、ほんの少しは成長しているはずです。土が丸出しだった畑に、ひたすら刈った草を敷き続け、畑の地力もほんの少しずつ上がっているに違いありません。結果はまだまだついてきませんが、土と一緒にゆっくり気長に成長できればと思います。

貸農園で畑をはじめるー化学肥料と農薬を使わない野菜作りー
2021 年 5 月の畑

ネギオオアラメハムシの幼虫

せっかく農園にやってきたので、少しだけ作業をします。まずは全体の見回り。この前来てから一週間も経っていないので、あまり変化はありません。でも、よく見てみると、ニンニクに何やら怪しい黒い虫が。これは、ネギオオアラメハムシの幼虫に違いありません! もっとよく見てみると、けっこうたくさんいます。食べられている葉っぱもあります。

ネギオオアラメハムシの幼虫に食べられるニンニク

目につく限りは除去しましたが、まだたくさんいるに違いありません。実は、去年もこの虫の被害に遭っているのですが、去年この虫を見たのは、4 月末、ニンニクがもっと成長してからでした。とは言っても、気付くのが遅かっただけで、実際には、その前からいたのかもしれません。畝全体がやられているわけではなく、西の端のほうだけで発生しているようなのですが、去年もだいたい同じ場所でした。広がらないといいのですが。

ニンジンの種まき

今は越冬したニンジンが収穫できますが、そのニンジンもあたたかくなるとすぐにとう立ちしてしまいます。初夏にも収穫できるように、とう立ちしにくい春まきに適した品種、時なし五寸ニンジンの種をまきました。2 年前に購入して余っていた種なので、発芽率は悪いかもしれませんが、とにかく残りを全部まきました。

畝の上に敷いてあった草をよけて、ノコギリ鎌で種をまく場所の宿根を切ったあと、すべての種をばらまき、足で踏んで鎮圧しました。昨夜雨が降っていたので、水やりも不要です。本来であれば、よけた草を種の上にかぶせるべきなのでしょうけど、そうすると、発芽後にかけた草をよけるのが遅れて徒長してしまうリスクがあります。まだ頻繁に畑に来ることはないと思うので、発芽を見逃す確率は高そうです。そういうわけで、草をかぶせる代わりに、もみ殻燻炭をまきました。保湿と地温の上昇を狙っています。無事発芽してくれますように!

ニンジンの種をまいて、もみ殻燻炭をかけました。

それぞれの野菜の現状

アブラナ科の野菜は、なんとか冬を越して生き残っているものも多数ありますが、まだ開花したものはありません。タケノコ白菜が一番最初に開花しそうです。

確かおととしの秋に種をまいたクリムゾンクローバー。今年も冬を乗り越えてくれました。もう少しあたたかくなったら、真っ赤な花を咲かせて虫を呼んでくれます。驚いたことに、去年のディルが一株だけ生き残っていました。ラベンダーのための藁囲いの端っこに入っていた株です。

じゃがいもの種芋購入

畑の帰りにホームセンターに用事があって寄ったのですが、そこでじゃがいもの種芋を見かけて購入してしまいました。まだ早いのかもしれませんが、きっとしばらくおいておいても大丈夫なはず。実はじゃがいもは植えたことがないので、これから勉強です。 品種は、キタアカリとシャドークイーンです。キタアカリは 1 キロで 358 円でしたが、シャドークイーンは半量の 500 gで 498 円でした。中身が紫色の珍しいじゃがいもなので、ついつい買ってしまいました。楽しみです!

キタアカリ(右)とシャドークイーン(左)の種芋

おまけ

ゴキブリよけに購入したアロマティカスを剪定しました。この冬は 2 か月以上留守にしていましたが、その間は、水もやらず、寒い時には氷点下になる室内にほったらかしです。それでも、枯れることなく生きられる多肉植物はすごいです。冬は特に水が必要ないので、大丈夫だろうとは思っていましたが、予想以上に元気でした。寒い時期には、どちらにしても徒長気味になって不格好になるので、去年も剪定しましたが、今年はさらに大胆に切りました。ほとんどの枝を切って、同じ鉢の空いている場所に穴を開けて挿しただけです。そんなやり方で大丈夫なのかは不明ですが、今まで毎年、他の多肉ではそのような方法で特に問題はありませんでした。

二鉢あるので、二つとも剪定しました。しばらく、直射日光が当たらないところでようすを見ます。

今日の生き物と草花

ニンジンの種をまこうと畝の上の草をよけて準備していると、カエルが跳び出してきました。冬眠していたカエルを起こしてしまったのでしょうか? だとしたら悪いことをしました……。昼間はすっかり春の陽気であたたかいのですが、朝晩はまだまだ氷点下の日もあるこの地域、カエルには厳しいかもしれません。また、土の中に戻って行ってくれたらいいのですが。

眠そうなカエル

\ ぼたんだよ /

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