2022.11.16 畑の記録「わらで霜よけ」

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今日は、午前の遅い時間、暖かくなってから畑に行きました。この時間だと、朝霜が降りていたとしてももうすっかり解けているので、植物はみんな元気そうに見えます。畑の前に、地元の人が作った野菜を売っている店に寄ったのですが、そこで稲わらが売られていたので、霜よけにしようと購入しました。大きな束が 300 円。もみ殻燻炭も米袋一杯入って 500 円と安かったので、一緒に購入しました。ホームセンターも便利ではありますが、こういう店があると助かります。

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稲わらで霜対策

去年、スナップエンドウの種を秋にまきましたが、冬の間に霜でかなりやられてしまいました。なんとか生き残った苗もありましたが、この地域の冬の厳しさを痛感したので、次回は春に種をまこうと決めていました。ところが、やはり気が変わってしまい、去年同様秋に種をまいてしまいました。しかも、グリーンピースと大さやえんどう、それに赤そら豆と、今年の秋まき豆類は 3 種類。去年の二の舞にならないように、今年は寒さ対策を強化しなければなりません。ということで、今日買ってきた稲わらを使って、霜よけを作ってみました。正しい方法を知らないので、思いつくままわらを固定しましたが、この辺りの冬の風はかなり強いので、もう少し頑丈にする必要があるかもしれません。

無事越冬して欲しいハーブにも霜よけをしました。ラベンダー二株は、種から育てて一冬越したものです。今年はまだ花を咲かせませんでしたが、ここでダメになってはがっかりなので、北側と西側に藁で囲いをしました。タイムとローズマリーも一冬越したので大丈夫だとは思いますが、株元にわらを敷いておきました。

豆類の発芽状況

今年の秋は今のところ雨が少ないせいか、豆類の発芽がもう一つです。芽が出ていないところは、今日まき足しました。種まきは今がギリギリの時期なので、今日が本当に最後だと思います。水もたっぷりやったので、今度こそみんな発芽してくれますように!

それぞれの野菜の現状

いつも注目しているタケノコ白菜は、じわじわと育っているようです。タケノコ白菜 2 は、上に向かって伸びだしていい感じです。それに対して、タケノコ白菜 1 は、横にばかり広がって、なかなかタケノコ白菜らしい形になりそうにありません。

10 月 31 日に定植したタマネギは、無事活着したようです。黄色く枯れた葉もありますが、新しい葉も出て来ています。それ以前に定植した中生タマネギの苗と売れ残りの赤タマネギの苗は、あまり思わしくありません。どちらも小さい苗だったのですが、寒いせいか、そのままあまり成長していません。

アブラナ科野菜は、まずまずといったところでしょうか。5 日前とと比べると、成長しているものもあれば、あまり変わらないものもあります。小松菜は、遅く種をまいたものは、虫の被害をほとんど受けずにきれいな状態で成長しています。カツオナは、寒さに弱いのか、霜で葉っぱが黄色くなっています。葉の数もほとんど増えていないようです。徐々に育ってきた赤カラシナの周囲には、ホトケノザが目立ち始めました。ホトケノザが生えるのは土が豊かになってきている証拠だとか。背が高くなる草ではないので、このまま赤カラシナと共存してもらいます。レッドロシアンケールの根元には、ミニトマトがたくさん落ちています。もともとミニトマトの足元に種をまいたので、上から落ちてきた実がそのまま残っているのですが、落ちてからずいぶん経つのにきれいなままの実がたくさんあります。春になると、この辺りには、ミニトマトがたくさん発芽するのでしょうね。赤カラシナの近くには、植えた覚えのないアブラナ科野菜が育っています。この畝には去年カリフラワーと芽キャベツを植えて、どちらも失敗に終わったのですが、こぼれ種が発芽したのでしょうか? 葉っぱのようすから、カリフラワーのようではありますが、確信はありません。

イチゴは、いくつか花を咲かせていました。前回も花が咲いていましたが、さすがに実はついていません。ワイルドストロベリーは、葉っぱが真っ赤になってきれいです。クリムゾンクローバーは、元気な部分は元気なのですが、霜で一部が枯れてしまったようです。10 月に種をまいたものは、芽は出しましたが、成長せずに小さいままです。小さいまま冬が越せればいいのですが。大豆は、枝豆としてきれいな莢のみ収穫したのち、ほとんどの株をそのまま霜・風よけとして残してありますが、今日見てみると、乾燥して大豆ができているものがほんの少しだけありました。

本日の収穫

今日も大蔵大根を一本収穫しました。収穫ごとに、だんだん大きくなってきています。普通の大根と違って先が細くなっていないのが大蔵大根の特徴のようですが、今日収穫したものはまさにそんな形です。ほかには、宮重大根と雲仙赤紫大根を少し間引きました。ネギは、きちんと土寄せはしていませんでしたが、それなりに白い部分も伸びて、なかなかよさそうな姿のものが収穫できました。

今日は、試食用に、アブラナ科野菜をいろいろ少しずつ収穫してみました。のらぼう菜、壬生菜、小松菜、カツオナは、初収穫です。ディルもたくさん収穫できました。今頃生えてきたもので背はとても低いのですが、フサフサと密生していました。このままの状態ではすぐに傷んでしまうので、乾燥させて保存します。取り残していたラディッシュも見つけて収穫。霜よけになるかと残していた万願寺とうがらしには、二つ小さな実がついていたので収穫しました。

のらぼう菜、レッドロシアンケール、壬生菜、小松菜、カツオナ、ケール、ディル、赤カラシナとルッコラのベビーリーフ、ラディッシュ、万願寺とうがらし、サニーレタス

今日の生き物と草花

レッドロシアンケールには、モンシロチョウの幼虫が三匹もついていました。こんなに寒くなってもまだいるのですね。三匹とも、カラシナに移動させました。枯草の上で何か変わった虫が走っている、と思ってよく見ると、蛾を運んでいる蜘蛛でした。

 

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