2022.10.19 畑の記録「小さなサツマイモの収獲」

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今朝の気温は 9 ℃。寒い朝です。夜明けが遅くなってきたので、6 時ごろに畑に着くとちょうどいいくらいです。早すぎると暗くて何も見えません。今日は最後のサツマイモ掘りをします。昨日の夕方散歩していると、サツマイモを収穫し終えた畑が目立ちました。夏野菜もすっかり片付けられて、すでに白菜や大根が大きくなってきているようです。あっという間に冬がやってきそうです。

早朝は曇っていて風もあったのでかなり寒かったですが、その後晴れてあたたかくなりました。畑には、茶色が目立ってきました。
目次

遅れて植えたサツマイモの収獲

7 月 9 日に植え付けたサツマイモは、ツルもあまり伸びていませんが、明日の朝は 5 ℃の予報が出ているので、小さいまま収穫することにしました。掘り上げてみると、思った通り小さい芋が出てきます。割れているものや、芋ともいえないような小さいものもありました。真ん中あたりがくびれた芋がいくつかあったのですが、線虫被害なのでしょうか? コガネムシやハリガネムシと思われるボコボコもあります。市販の肌の美しいサツマイモとはちょっと違うワイルドな姿です。収穫量は、前回収穫したものと合わせても、去年にはとても及びません。やはり、この地域で 7 月に定植は遅すぎるようです。それでも、小さいながらも数個のサツマイモがとれたのでありがたいことです。 

赤そら豆の種まき 3 回目

2 日前と 4 日前に 4 粒ずつ種をまいた赤そら豆ですが、今日は別の畝に 7 粒まきました。枝豆を片付けて赤タマネギを植えた畝の万願寺とうがらしの株間です。万願寺とうがらしもその後ろの枝豆ももうすぐ終わりなので、そら豆があとを引き継ぎます。前にまいた種を確認すると、根が顔を出しているものもありました。冬を越えられるかはわかりませんが、万が一のことがあっても、種は十分残っています。春にまくこともできると思うと安心です。

万願寺とうがらしの株間に赤そら豆の種をまきました。

それぞれの野菜の現状

おととい見たときに虫食いがあって心配したニンニクですが、今日丹念に調べてみたところ、幸い被害は進んでいないようです。周辺に虫も見つからなかったので、おそらく大丈夫だと思います。ニンニクの生育は順調です。その畝の脇にこぼれ種から発芽したクリムゾンクローバーもこんもりフカフカに茂っています。

タケノコ白菜はどうでしょうか? 今日もやはりダイコンサルハムシの幼虫がいます。寒さには強いのか、なかなか姿を消してくれません。それでも、ボロボロになりながらなんとか生き延びているばかりか、徐々に成長している白菜はすごいです。

壬生菜は、およそ一か月の時間差でまいてみましたが、どちらも最初からダイコンサルハムシの被害でボロボロになりました。それでも、8 月に種をまいた分は、生き延びて大きくなってきています。9 月に種をまいた分は、これから復活するかもしれませんが、寒くなるので、成長が間に合いそうにありません。ということは、どっちにしてもボロボロになるなら、早目にまいた方がいいということなのでしょうか? あたたかい地域なら、この時期からでも十分成長するので、そうとも限らないのかもしれませんが。

小松菜は、特に虫に弱いようで、何か所かダイコンサルハムシにやられて全滅してしまいました。9 月半ばにまいたものは、残っているもののボロボロです。10 月初めにまいた分は、とてもきれいですが、まだ本葉が出たばかりなので、今年の収獲は無理だと思います。

10 月に種をまいたカラシナやカツオナも小松菜同様、ダイコンサルハムシの被害はほとんどありません。ルッコラは、比較的虫食いが少ないので、早くまいたものも、ひどいことにはなっていません。特にダイコンサルハムシに好まれる白菜や小松菜は、遅めにまくしかないのかもしれませんが、そうなると今年中の収獲はのぞめないので、育苗して定植するか、虫除けネットなどを使用するしかないのかもしれません。

アブラナ科以外はどうでしょうか? 春菊は、そろそろ収穫時期のはずですが、成長が思わしくありません。霜に弱いので、できるだけ早く成長して欲しいのですが。ニンジンは、順調に成長しています。もう少ししたら間引いて、間引き菜を楽しもうと思います。大根もとても元気です。水ナスは、今日も小さい実をいくつか採りましたが、まだいくつかついています。どのくらいの温度まで耐えられるのかわかりませんが、まだまだ昼間はあたたかいので、もう少しおいてみます。10 月 12 日に定植した赤タマネギは、苗の状態が非常に悪かったので仕方ありませんが、特に小さかったものはダメそうです。活着していると思われるものもあるので、数個でも育ってくれればと思っています。ミニトマトの畝の北側に 10 月 15 日に種をまいたライ麦は、今日発芽を確認しました。大麦とは違って、紫色の芽です。おとといまいた小麦はまだ発芽していませんでした。虫の被害がひどい枝豆は、虫食いのない莢を探して収穫しながら、不要な葉っぱや枝を落として整理しました。落とした葉などは、外に持ち出さず、畝脇においておきます。

本日の収穫

今日は、小さなべにはるかを収穫したので、これまでに収穫したものと一緒にベランダで乾燥中です。芋があまりに小さくてさみしいので、芋づるも少しだけ持ち帰りました。調べてみると、皮をむかないと硬くて食べにくいようなのですが、なかなか面倒な作業です。茹でたものを自家製しょうゆ麹で和えて食べてみると、なかなかおいしかったです。草捨て場から拾ってきた青じその種も乾燥してきたので採ってきました。それから、さやいんげんとして食べていた白インゲンを種取り用にいくつか残しておいたのですが、それも取り頃なので持ち帰りました。枝豆は、今日も虫が入っていないきれいなものだけを選り分けて収穫しました。夏野菜は、水ナス、ミニトマト 60 個、オクラ、万願寺とうがらし、伏見甘長とうがらし、パレルモ、つるなしインゲン、つるありインゲン、ケール 2 種、ラディッシュとおおむねいつものメンバーですが、この秋はじめてサニーレタスを少々収穫しました。そして、こぼれ種から生えてきたパクチーも見つけたので、少し収穫しました。今日のお昼ごはんはカレーだったので、パクチーとホーリーバジルを添えて。サニーレタス、ルッコラ、パレルモ、伏見甘長とうがらし、ミニトマト、青いミニトマト、枝豆、芋づる、水ナス、ラディッシュなど、畑で採れた野菜をたっぷりいただきました。

今日の生き物と草花

ニンジンの葉っぱについたキアゲハの幼虫二匹は、おとといから成長は見られませんが、無事生き延びています。もう一息です!

モンシロチョウも最後の力を振り絞って産卵しているようです。ブロッコリーには、アオムシが 3 匹もついていました。ブロッコリーは二株しかない貴重な野菜なので、3 匹一緒にカラシナに移動させました。

アキアカネは、少ないながら、まだ飛んでいます。おとといに引き続き、ツユムシも見ました。それから、ブルーサルビアには、久々にテントウムシがいました。それから同じブルーサルビアに、枯れ葉のような見たことのない虫がいます。蛾のようですが、名前はわかりません。イチジクキンウワバやミツモンキンウワバに似ていますが、ちょっと違うようでもあります。

夏の花は終わりに近づいてきました。そんな中で、アカツメクサ、シロツメクサ、ヒメジョオンなどの野の花、ナスタチウムやオクラの花など、細々とですが咲き続けています。ホーリーバジルは、何株か植えたものが大きな株に育ち、とてもきれいに花を咲かせていましたが、そろそろ終わりです。もうすぐ畑がさみしくなりそうです。

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