秋晴れの朝、畑に行ってきました。朝、畑にどのくらい陽が入っているのか確認したことがなかったので、チェックしてみました。南側にある低い建物で陰ができて、西側の畝は東の畝に比べ少々日照時間が少ないようです。5番畝の草マルチに温度計を少しさした状態にして温度を測ってみると、昼間は晴れたら意外に暖かそうです。草マルチは風や乾燥から守ってくれながらも隙間から太陽の熱を吸収して保ってくれているようです。
<11月26日>
日の出:6:33am
日の入:4:34pm
最高気温:15℃
最低気温:7℃
草マルチの追加
9 番と10 番畝で種から育てている一本ネギ。まだとても弱々しいので、徒長しないようにうっすら草をかけていました。何日か強風が続いたせいか、すっかり草マルチがずれてしまっていました。そんなわけで、となりの空き地に残っている枯れた夏草を細かく切って追加してみました。畑の周りに種をまいたオオムギとクリムゾンクローバーは、ほとんどが元気に育っていますが、10 番畝の南側にまいたクリムゾンクローバーだけは2回まいたものの、ところどころしか発芽していません。10 番畝の冬の風よけは、草マルチに頼るしかなさそうです。
草マルチ前 草マルチ後 草マルチの間に
ネギが整列していますオオムギ クリムゾンクローバーがフサフサ! 毛が生えて何か暖かそうに見えます (^_^)
雑草の移植後のようす
畝の地力を上げるために 11 月 15 日に移植した雑草。少々枯れた雑草もありますが、活着してほとんど生き延びたようです。周りの野菜に大きな変化は今のところみられませんが、弱っている感じは見受けられないので、野菜も雑草も元気に育つことを祈るばかりです。
移植直後の雑草(6 番畝) 移植10日後の雑草(6 番畝) 移植10日後の雑草(8 番畝) 移植後も花が咲いています(8 番畝)
それぞれの野菜の現状
種取り用オクラを 2 つ残していますが、1 つがようやく硬くなって乾いてきたようすです。小さいまま大きくなれずにいたオクラなので少々心配ですが、種が採れたあかつきには今年の経験をいかして種まきしたいと思います!
芽キャベツとブロッコリーは、葉っぱが紫色になってきているものがあり、少し調べてみましたが原因ははっきりしません。寒さと栄養不足が考えらるようなことを書いているブログもあったので、土寄せをして草マルチを増やしてようすをみてみます。
パセリとケールは、周りに少し背の高い植物がある場所は緑も濃く、元気そうです。風、寒さ、直射日光から守られてよいのかもしれません。
1 週間ほど前に移植したコマツナとカラシナは、なんとか活着したようです。間引きした場所もスペースができて大きくなってきました。間引き時、小さいものは 2cm 程度しかなかったにもかかわらず、根が四方八方に伸びており、根をブチブチちぎってしまいました。そんな風に間引いた苗を移植したので、あまり期待していなかったのですが、「植物の生命力はすごいなぁ〜」と感心するばかりです。本来であれば密集している場所は、周りの株に影響がないように株もとをハサミで切って間引きするのだと思いますが、ついつい「もったいない病」が出て、無理なことをしてしまいました…… (^^;)
オクラが茶色になった!
種が採れるでしょうか?芽キャベツの実が
少し大きくなってきた?!ニンニクの株もとが
硬くしっかりしてきました。イチゴのランナーから出た芽が
しっかり根付いています白菜は巻きませんが、
色はとてもきれいです。次回はまとまった収穫が
見込めそうです。ケールの陰になっている
イタリアンパセリ。枯れたマリーゴールドの陰になっているイタリアンパセリ。 周りに何もない
イタリアンパセリ。小さいケールは大きなケールの陰に隠れて緑色です。 種をばらまいた畝 <コマツナ>
1週間前に間引いた場所。1週間前に移植したコマツナ 1週間前に移植したカラシナ コマツナの新しい芽 ダイコンの前でニンジンが
ゆっくりですが成長しています。シュンギクと一本ネギ 一本ネギが密集しています。 <移植したシュンギク畑>
ミニチュアのヤシの木みたいですね〜
本日の収穫
ケールが黄色くなってきていたので、大量のケールと、イタリアンパセリ、少量のカラシナを収穫しました。向かいの畑でできた白菜をいただきました。高さ 30 cm、円周は 70 cm 近くある、とても立派な白菜です。ありがとうございます m(_ _)m
水を吸って生き生きしている収穫物 いただきものの白菜。立派です!
今日の生き物と草花
紅葉したワイルドストロベリーに隠れるようにハコベがいくつか咲いていました。数は多くないですが、ナズナと、ヒメムカシヨモギは、通路や畑の周りに点在しています。調べてみたのですが、わからなかった植物も畝の上にありました。
作業をしていたら、常連のバッタが飛んできて白菜の上に着地すると、ハネと後足をすり合わせて音を出しはじめました。調べてみたら、バッタは秋に交尾相手を求めて鳴きはじめるのだそうです。アリは自分の頭と同じくらい大きな種のようなものをどうしても持っていきたかったようで、四苦八苦しながら運んでいました(^^;) 最後も常連のアオムシ。実は畑で見つけたのではなく、収穫したものを洗っていて発見。ほぼ溺死状態で動かなかったアオムシですが、水をふき取ったら息をふき返し動きはじめました。もう一匹は、翌朝台所のシンクの中で発見。生き残れるか不明ですが、ケールと共に外の木の根本に置いてきました。m(_ _)m
ハコベ ナズナ(ペンペングサ) 秋になってたくさん出てきた雑草ですが、葉っぱがきれいです。 ヒメムカシヨモギ、オオアレチノギク、セイタカアワダチソウなど、似た雑草があって、とても見分けられません。 前の写真と同じものだと思いますが、霜で枯れてます。 寒くなって虫があまりいませんでしたが、バッタを見つけました。 大きな種のようなものを運ぶアリ ケールについていたアオムシ 翌朝、台所の流しで見つけたアオムシ