はじめての「さつまいも」栽培 その 1

はじめての「さつまいも」栽培 その 1

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大好物のさつまいも、その中でもとびきり甘くてしっとりした「べにはるか」は、一番のお気に入りです。今回は、はじめて自分でさつまいもを栽培することになったので、その過程をお伝えします。

目次

べにはるか栽培

こどもの頃、時季になると蒸したサツマイモをよく食べていたのを覚えています。
昔は何気なく食べていましたが、今は甘〜いサツマイモはどんなお菓子よりもおいしいと感じます。
欧米で見かけるサツマイモは日本売られている品種と比べると甘くないことが多いですが、しばらく住んでいたカナダでは、”Oriental Sweet Potato” (オリエンタルスイートポテト) として、日本のものと似た品種が売られていました。見かけるたびに買って、インスタントポットで蒸したあと、オーブンで焼いておやつにしていました。

そんな大好きなサツマイモなので、畑を持ったら必ず育てようと思っていました。そんなとき、貸し農園で、大好きな「べにはるか」の苗( 1 本 55 円)を販売していることを聞き、よろこんで 10 本購入!
そのあと、一苗から芋4〜5 個程度しか取れないと知り、数日後に 10 本追加購入!!
根が出ていない元気な苗を選ぶのがよいようですが、最初の 10 本は特にシナッとして根も出ている苗でした。だた、苗は切り立てよりも少ししなびた物のほうが、よく発根して活着がよいそうです。

兎にも角にも、図書館で借りた竹内孝功さんの『完全版 自給自足の自然菜園 12 カ月』を参考にして5 月 28 日と31 日の2回に分けて、以下の手順で定植開始。

  1. 2段の畝(上の畝:約 7 m × 60cm / 下の畝:約7 m × 15 cm)を2本作る
  2. 一畝につき 10 本の苗を等間隔に並べる
  3. こんなに切ってしまっていいのだろうかと思いつつ、苗の根が出ているところを切り落とす(※)
  4. 3〜4 枚の葉っぱを地上に残して斜め 45 度の角度で土に差し込み、土をかぶせて手で押さえる
  5. たっぷり水やり
  6. ワラを薄くかぶせる
  7. 数日後、くん炭を仕入れ、株元にまく
  • このときは、葉・節・根の状況すら把握できておらず、本を読み返してみると、どうもかなり短く切ってしまっていたようす……。 本来であれば、4節程度を土に埋め、葉は3〜4枚地上に出るように定植するようです。収穫できれば、おなぐさみ!
写真下側の二畝がさつまいも
サツマイモの畝
畝は2段になっていて左の下畝はシソ、右の下畝は落花生の種をまいた。

定植後しばらく雨が降らず、しなしなで大丈夫かと心配でしたが、12 本が活着!
4 割ダメにしてしまったのは、「べにはるか」好きとしては非常に残念でしたが、初めてにしては上々?!
今では下の畝に植えた落花生が見えなくなるほど大きくなりました。

7月24日撮影
7月31日撮影(カエルが葉っぱの上に・・・)
9月12日撮影(左畝の右側が落花生)

4〜5ヶ月後、霜が降り葉が枯れた頃が収穫時期。
はじめての自然農の栽培成果はいかに・・・

はじめての「さつまいも」栽培 その 2 へつづく…… 

つづきはこちら↓

おまけ

9月12日、さつまいもの下畝に玉ねぎの種を植えようと草刈りしていた時、小さな「さつまいも」が……
株元から外へのびた葉っぱに根がでて育ったものかと思われます。
土の中に戻すこともできなかったので、しばらく水栽培をして、家で緑を楽しむことにしました。

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