2022.3.29 畑の記録「春の畑はじめ」

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前回のブログからは 1 か月ですが、実は 3 月 12 日に用事で畑の近くまで行ったので、ちらっとようすを見に畑に寄ってみました。そのときの畑は、まだまだ冬のダメージから回復していませんでしたが、それでも小さな小さな芽キャベツを少し収穫できました。それから 2 週間ちょっとですが、最近かなりあたたかかったので、畑の姿がすっかり変わっていました。

目次

畑の全景

比較のために、四方からの写真を前回 2月 27 日のものと並べてみました。こうやって見ると、ほんの一か月での回復ぶりに驚くばかりです。緑が本当に美しいです。

今日の作業

今日は、育苗用に小さな畝を作りました。これまでは苗を購入するか種を直まきするかでしたが、それでは成功率が低いことがわかったので、育苗にも取り組むことにしました。

この畝には、レタスとケールの種をまきました。このあと寒さよけに少し草をかぶせましたが、水をやり忘れてしまいました。土はそれなりに湿っていたので、大丈夫だとは思いますが。しばらくしたら、ようすを見に行ってみます。

他には、イチゴの畝に鳥よけの糸を張りました。苺は元気そうな苗もありましたが、少し虫に食われているもの、葉っぱの状態が悪いものもありました。イチゴ、それと同じ畝に植えたニンニクには、油かすで補いをしました。それから、イチゴの受粉を手伝ってくれるように、カモミールの種もまきました。秋にまいた種は芽を出したものの、霜でほとんどダメになってしまったので、今度は無事育ってくれるといいのですが。家で育苗中のナスタチウムも霜の心配がなくなったらイチゴの畝に植える予定です。

スナップエンドウは、霜の被害がひどかったものの、半分くらいは生き残っている感じです。一緒に植えた大麦も成長して、いい風よけになってくれているようです。まだまだ小さい苗ですが、支柱をしっかりと立て直し、ネット代わりの麻ひもを張りました。ダメになったものもありますが、あれだけ寒い冬だったにもかかわらず、半分でも生き残ってくれてありがたいことです。

他には、ニンジン、ゴボウ、ケール、レタス、ブロッコリー、ラディッシュなどを直まきしました。

元気を取り戻した植物

ほんの少し前に、冷たい風と霜に打ちのめされた畑を見たときには、ずいぶんやられてしまったなぁと思いましたが、あたたかくなって息を吹き返した畑を見て、植物の生命力のすごさに感動しました。極寒の冬の被害は予想以上でしたが、春の回復も予想以上でした。地面に張り付いて寒さから身を守っていた植物は、すっかり立ち上がり、新しい葉っぱを出して、生まれたばかりのように生き生きとしています。黄色くなってしょんぼりしていた大麦も、シャキッと立ち上がってぐんぐん成長しています。もう終わりだと思っていたケールやカラシナは、新しい葉っぱを出して、すっかり元気を取り戻しました。茶色く枯れていたタイムの葉っぱもいつの間にか緑の新しい葉っぱに生まれ変わっています。自然の力は偉大です! 人間もこうありたいですね。

冬の間に成長した野菜

ニンニクとタマネギは、寒い冬を乗り越えて順調に成長しています。ニンニクは茎が太く立派になってきました。数か月後の収穫が楽しみです。

とう立ち

小松菜は青々と茂っていましたが、食べるには少しかたそうです。すでにとうが立っているものもあったので、一部は菜の花を楽しみ、一部は種取り用にすることにします。結球しなかった白菜も花が咲き始めました。一部のカラシナも茎がニョキニョキと伸びてきています。いろいろな野菜の菜の花を食べ比べてみたいと思います。

本日の収穫

今日は特に収穫は期待していませんでしたが、予想外に大量に収穫できました。カラシナとケールは、新しい葉っぱがどんどん出ていたので、柔らかいきれいな葉っぱが採れました。カラシナは早速食べてみましたが、秋のごわごわした葉っぱと違って辛味も少なく、食べやすかったです。芽キャベツはマイクロサイズではありますが、それでも収穫できただけでうれしいです。春の恵みを大切にいただきたいと思います。

今日の生き物と草花

野の花も虫たちも春になって活動を開始しました。イチゴやホウレンソウなど、食べられている葉っぱもあったので、これから野菜を食べる虫もたくさん出てくることでしょうね。

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