台風 14 号が近づいています。その前触れか、今朝は朝焼けがきれいです。この辺りでは今晩から雨が降り始め、風も強くなりそうです。雨は数日降り続く予報です。少し前に、強風でトマトやインゲンが傾いてしまいましたが、今回はどうでしょうか? 今日は、台風前の点検と収穫です。
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台風前の点検
台風 14 号ががやってくる前に、強風の影響を受けそうな背の高い野菜をチェックします。ミニトマトは、垂直仕立てのものが前回の強風で傾いてしまったので、今回も危ないかもしれません。まずは、赤くなりそうな実をすべて収穫しました。前回に引き続き、蛾やカメムシに吸われてダメになった実をたくさん落としながらの作業です。それから、前回補強した支柱の紐を縛りなおしたり、伸びてきた脇芽を支柱に結び付けたり、いらない葉っぱを落としたり。インゲンも同様に、少し補強しました。パレルモや万願寺とうがらしも、実が重たくなって、風の影響を受けやすくなってきたので、少しだけ補強します。ただし、あまっている支柱がないので、どれも十分に補強することはできません。どちらにしても夏野菜の季節はもうすぐ終わるので、運を天に任せることにします。
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茎ブロッコリーの定植
茎ブロッコリー「スティックセニョール」を定植しました。なるべくならば固定種を栽培して自家採種したいとは思っていますが、F1 品種(雑種第一代)のスティックセニョールは、去年よく採れて、寒い時期に重宝したので、今年も購入して栽培することにしました。二株だけなので、ダイコンサルハムシにやられないといいのですが。
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ダイコンサルハムシと言えば、今日もアブラナ科がたくさん食べられていました。成虫も幼虫もたくさんいるのですが、捕獲しようと思っても、特に大根などは、葉の内側のちょうど成長点の辺りに落ちてしまいます。そうすると狭くて指でとることができず、成長点を食べられることになってしまいます。小さい虫ですが、なかなか困ったものです。ピンセットのようなものでとったり、竹串などの先に糊をつけて、くっつけて捕獲する方法もあるようですが、どちらにしても面倒な作業ですね。
それぞれの野菜の現状
ニンジンは初心者には発芽が難しいので、いろいろなところに種をまきましたが、最近たくさん芽が出ています。最後にまいた分は、去年の残りの種で発芽率も低いだろうと思い、残り全てをまいたのですが、予想に反して、すぐにかなりの発芽率で芽が出てきました。気温も水分もちょうどよかったのでしょうね。もう少しして、本葉が出てきたら間引きします。ニンジンは、アブラナ科と違って、発芽はしにくいものの、そのあとは虫の被害が少ないので、たくさん収穫できることを期待しています。雲仙赤紫大根は順調です。ラディッシュもほとんど虫食いなしなので、もしかすると、ダイコンサルハムシは赤いものが嫌いなのでしょうか? タケノコ白菜は、本葉が 1~2 枚出ています。虫食いもありますが、大丈夫なものもあります。少しでも無事に育ってもらいたいものです。
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万願寺とうがらしは、赤くなってきたものもあります。赤く熟させるのは、種取りの目的もありますが、赤くなって甘いものを食べるのも楽しみにしています。そういうわけで、今日は万願寺とうがらしも伏見甘長とうがらしも収穫しませんでした。落花生は、だんだん茂ってきました。初期には褐斑病が発生しましたが、それもすっかりなくなって、きれいな葉っぱです。オレンジ小玉スイカは、おそらく小さいままの収獲になると思いますが、今のところ株はとても元気です。雨で実が腐らないように、手元にあったポリポットを実の下に敷いておきました。ワイルドストロベリーは、最初に植えた小さな苗が、畝の広い範囲を覆った上に畝の周りにも大きく広がっていたので、一か月ほど前に、畝の上にあった分をすべて刈って整理しました。その後、ますます元気になり、青々と茂っています。ランナーを伸ばし、畝の上にも戻ってきました。畝上に定植したネギと共存してくれればいいのですが。
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本日の収穫
おととい収穫したばかりなので、今日の収獲は少なめです。ミニトマトは、蛾とカメムシの被害がひどく、ステラミニトマトとイタリアンミニトマトはかなりたくさんダメになってしまいました。台風と虫のことがあるので、今日は、まだ赤くない実も収穫しました。収穫は、虫の被害がほとんどないマッツワイルドチェリーが主ですが、全部で 160 個ほどでした。その他には、黄色のパレルモ、水ナス、オクラ、つるありインゲン、つるなしインゲン、青じそ、ミントを収穫しました。水ナスはたった一個ですが、前回収穫したものを生で試食してみると、きめが細かく甘みがあっておいしかったです。手元にあった普通のナスと比べてみましたが、味も肉質も全く違いました。水ナスがどんなものかもわからずに栽培してみましたが、生でもおいしいとはびっくりしました。
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今日の生き物と草花
カエルはいつもたくさんいますが、今日は特に多かった気がします。畑に住んでいるのはアマガエルだけですが、それぞれ表情があって、見ていると楽しいです。
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蜂がタバコガの幼虫と思われる虫を捕まえたようです。調べてみるとドロバチの仲間のトックリバチという蜂のようです。くびれた腰の形が特徴的です。泥でとっくり型の巣を作ることから、この名前がついたようです。トックリバチは、泥で巣を作り、巣の天井部に卵を産みつけます。そして、その下に蛾の幼虫を詰め込んで蓋をし、孵化した幼虫がそれを餌にして成長します。羽化すると、自分で蓋を破って、外に出てくるということです。捕まえられた蛾の幼虫は、毒針で麻酔を打たれ、仮死状態のまま巣に詰め込まれます。生きているので、腐ることなく保存されるようです。蛾の幼虫にとっては災難ですが、よくできた仕組みですね。
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