2022.09.13 畑の記録「ニンニクの植え付け」

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9 月も半ばとなり、秋の訪れは確かに感じるものの、まだまだ残暑が厳しいです。先週までは雨の日が多かったのですが、ここ数日はよく晴れています。朝の空気は冷たくて、とてもさわやかです。今日は、自然農 1 年目の畑で自家採種したニンニクを植え付けます。

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ニンニクの植え付け

去年の記録を調べてみると、ニンニクを植え付けたのは 9 月 11 日でした。はじめてのニンニク栽培は、満足のいく結果だったので、今年も同じ時期に植え付けることにしました。去年は購入した種球を使用しましたが、今年は自家採種したものを種ニンニクとして使います。少々小ぶりではありますが、自分の畑で無農薬で育てたニンニクなので、購入したものよりもこの畑には合っているはずです。去年は薄皮をつけたまま植えましたが、今年は薄皮を向いた状態で植え付けます。撥水性がある薄皮を取り除くことで、発芽が早くなり、病害虫にも強くなり、より大きな球に成長するそうです。薄皮をむくのは大変でしたが、これで少しでも良いニンニクができればうれしいです。

去年植えたニンニクは、今年の 6 月 5 日に収穫しました。収穫したニンニクは 20 個です。植え付けた鱗片は数えていなかったのですが、寒さでダメになったものや病気でダメになったものがあったので、今年は、30 片植え付けることにしました。もっとたくさん植えたいところですが、食べる分がなくなってしまうということと、植える場所が限られているということで、この個数に落ち着きました。

植え付ける場所は、去年と同じ畝です。そして、去年と同様に、イチゴとの混植です。植えっぱなしにしているイチゴ 2 株は、伸びたランナーから、子株が 30 個以上はできているようです。この畝には、ナス、とうがらし、ミニトマト、キュウリ、スイカなども植わっているので、空いている場所を見つけてニンニクを植え付けます。晴れの日が続きそうなので、水をやって、草をかけておきます。障害物があって等間隔できれいに植えることができなかったので、この状態では、どこにニンニクを植えたのかわかりません。発芽を待って、ニンニクの位置を確認してから、イチゴの子株をニンニクの間に移植します。その頃には、少し涼しくなって、イチゴの移植にちょうどよいのではないかと思います。

イチゴの畝にニンニクを植え付けました。

今日も種まき

秋冬野菜の種が残っているので、今日も少しずつまきます。ダイコンサルハムシの被害が拡大していて、前に種をまいた壬生菜やのらぼう菜はほぼ全滅なので、今日まいたものが生き残ってくれることを祈ります。もう少し涼しくなってからの方が、ダイコンサルハムシは減るのかもしれませんが、そうすると寒さで成長しなくなってしまうので、悩ましいところです。

それぞれの野菜の現状

小玉スイカの最後の一株についた小さな実は、3 日前に見たときよりも少し成長していました。暑く乾燥した日が今後数日は続きそうなので、なんとか大きくなってほしいものです。パレルモは、スーパーの地元野菜コーナーで買ったものから種を採ったので、どんなものができるかわからないとは思っていましたが、一株だけ黄色の実がなっています。ちょうど黄色のパレルモが欲しいと思っていたので、大喜びです! 1 週間前に種をまいたラディッシュ、雲仙赤紫大根、タケノコ白菜は、それぞれ順調に発芽しています。今のところ、虫の被害もほとんどありません。ダイコンサルハムシはそこら中で見かけるので、全く油断はできませんが、とりあえずは、発芽率ほぼ 100 %というところで満足しておこうと思います。

本日の収穫

そろそろ種取りのことも考えなければと、今日は、採種用のミニトマト 3 種をいくつか選んで収穫しました。ミニトマトは、真夏の方が粒が大きいうえに、甘くておいしかったので、その頃に取っておいた方がよかったのかもしれません。トマトの採種ははじめてですが、岩崎政利さんの「岩崎さんちの種子採り家庭菜園」という本を参考にして、挑戦してみようと思います。とりあえず、ステラミニトマトとイタリアンミニトマトは、このまま 1 週間ほど追熟させます。マッツワイルドチェリートマトについては、追熟がいらないくらいよく熟しているので、ちょこっと自然農さんの方法を参考にして、取り出した種を瓶に入れて 3 日ほど発酵させてから、洗浄して乾燥させることにします。

今日のミニトマトの収獲は、採種用を合わせて約 180 個でした。尻腐れ病のような症状が出ている実が複数あったのですが、雨が多かったせいでしょうか? 強風で支柱が傾いたときに根が傷んでしまい、養分の吸収が悪くなったということも考えられるのかもしれません。

ケールは虫の被害も減って、コンスタントに収穫できるようになりました。逆に、3 日前まで順調だったレッドロシアンケールは、ダイコンサルハムシの被害が目立ってきました。タイムは、非常に元気で、どんどん広がってきたので、少し多めに収穫しました。干して保存します。ディルには、もう一息で蛹になりそうだったキアゲハの幼虫がいましたが、今日見たらいなくなっていました。どこかで蛹になっていればいいのですが。そういうわけで、残っていたディルをほんの少し収穫しました。今日は、水ナスも一つ収穫できました。

今日の生き物と草花

今日も大豆の茂みにカマキリが潜んでいました。カエル同様、なかなかフォトジェニックです。朝露で濡れた葉っぱを舐めて水分補給しているようでした。

ブルーサルビアは、冬を越して開花してからずっと、絶え間なく花を咲かせています。紫色の花は少ないので、畑ではよく目立ちます。ナスタチウムは、家で栽培しているものは、花がらをこまめに取っているので、次々に花を咲かせていますが、畑のものは、手入れを怠っているうちに、ほぼ消滅してしまいました。野菜やハーブの花もいろいろ咲いていますが、どれもきれいです。

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