2022.05.17 畑の記録「さらに夏野菜の定植」

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一昨日に引き続き、夏野菜をさらに定植します。今日も曇っていて涼しいので、農作業にぴったりの朝です。明日から暑くなりそうなので、今日のうちに作業を終えられてよかったです。これからは、野菜の苗にとって、ちょうどいい温度になりそうです。ぐんぐん成長するのが楽しみです。

目次

ミニトマトとバジルの定植

今日は、残っていたミニトマトの苗をすべて植え付けます。マッツワイルドチェリー 5 株は、大麦を刈って、日当たりと風通しを良くしてから植えました。イタリアンミニトマト 4 株は、おととい植えたものと同じ畝に植えます。

前回までに植え付けた苗のようすも確認しました。テントウムシダマシは、幸いもういないようで、被害は拡大していませんでした。新しい葉っぱも出て、元気に育っているようです。小さなポットではなかなか育たなかった苗ですが、畑に植えると一気に大きくなり、そのスピードに驚かされます。根を伸ばすスペースができたからですね。地上部だけ見ているとわかりませんが、地下ではきっと息苦しかったのでしょうね。土の下でのびのびと根を広げている姿が目に浮かびます。

家でいつでも収穫できるようにと小さいプランターで育てていたバジルがあるのですが、少し株数が多くて窮屈になりそうなので、一部を畑に移植することにしました。スイートバジルとホーリーバジルをそれぞれ数本、コンパニオンプランツとして、ミニトマトの株間に植えました。余った分は、万願寺とうがらしの横に植えました。その後気付いたのですが、実は、一部残して家に持って帰るはずのものを、うっかり全部畑に植えてしまいました。家には、グリーンカーテン用の鉢に植えたまだ小さいスイートバジルがあるので、それが無事成長してくれるといいのですが。今日植えたバジルは、帰るときに少し萎れていましたが、幸い一日中曇りなので復活してくれると思います。

伏見甘長とうがらしの定植

伏見甘長とうがらしは、前回定植した万願寺とうがらしと同じく京野菜の一種です。万願寺とうがらしは、伏見甘長とうがらしとピーマンが交雑したものと考えられているそうです。そういうわけで、伏見甘長の方が歴史が長く、江戸時代から栽培されているということです。種は、種苗交換会でいただいたものですが、提供してくれた方によると、採り切れずに大きくなったものは、完熟させて干してから粉にし、パプリカパウダーとして使えるそうです。

伏見甘長 11 株をおととい定植したパレルモと同じ畝の東側、南北二列に植え付けます。パレルモ同様、風に揺られないように、麻紐で茎を挟んで支えます。パレルモのように草丈が伸びていないので、今のところは支えなくても安定した感じではあります。万が一の全滅を避けるために、別の畝にも一株だけ植えました。

写真はありませんが、おととい植えたパレルモと万願寺とうがらしは、植えた日の帰り際には少し元気がなかったものも含め、すべて元気そうでした。

小さな芽の成長と移植

播種後二週間のスイートバジルとホーリーバジルが、少しずつ芽を出しはじめました。なかなか芽を出さず、もうダメなのかもしれないと思っていたカボチャも、ちょうど二週間で芽を出しました。育苗畝のケールも大きくなってきたので、一部定植しました。今収穫中のケールがトウダチしているので、次の世代に期待しています。

アップルミント

畑のところどころにミントのような植物が生えているのには前から気付いていましたが、よく調べてみると、どうもアップルミントのようです。前に畑を使っていた人が植えていたのか、隣の畑からやってきたのかわかりませんが、どうしようもなく繁殖しているというわけでもなく、通路や生け垣の周囲にぽつぽつと生えています。繁殖しすぎるので地植えをしてはいけないと言われるミントの中でも、アップルミントの繁殖力は特に強いようです。ミントティーは大好きなので、試しに収穫してお茶として飲んでみると、とてもいい香りでした。また、エダマメにつくカメムシを忌避するためにミントが効くということなので、発芽したばかりのエダマメの近くに植えることにしました。しかし、繁殖して大変なことになるといけないので、地植えはできません。そこで、定植した苗が植えられていたポリポットを利用することにしました。枝豆の畝の南北それぞれに、ミントを植えたポリポットを 4 つずつ配置しました。小さなポリポットでは、根詰まりを起こしたり、乾燥したり、逆に過湿になったりしてすぐにダメになるかもしれませんが、たまたま生えていたもので、代わりもたくさんあるので、とりあえず試してみます。ポットは、中の土の温度が上がりすぎないように、半分土に埋めて草をかぶせておきました。ポットの穴から根が伸びて増殖しないように、時々確認しようと思います。去年は、カメムシ被害と長雨でだめになったエダマメですが、今年はミントが効いて収穫に至るとうれしいです。

本日の収穫

昨日畑の近くまで用事で出かけたので、ついでにイチゴとスナップエンドウとケールを収穫してきました。スナップエンドウは、早く収穫しすぎて、あまり甘みがありませんでした。次回はもう少し太らせます。イチゴは、昨日は 7 個 、今日は 2 個のみ(写真は撮り忘れました)。ニンジンは、夏野菜の定植場所にあったので抜きました。間引いていなかったので、とても小さく、しかも色も薄かったです。生育時に温度が低いと色づきが悪いということです。カロチンが少なくて栄養もないかもしれませんが、食べられそうな部分だけ、今日の昼食の八宝菜に入れて食べました。葉っぱはきれいなので、とりあえず干してみようと思います。

昨日はワイルドストロベリーの葉っぱとアップルミントも収穫しました。アップルミントティーは、とてもいい香りでした。ワイルドストロベリーの葉っぱは一日乾燥させて、今日お茶にしましたが、ハーブティーらしいとても落ち着く感じの味わいでした。実は酸っぱくておいしいとは言えませんが、葉っぱはこれからお茶として利用しようと思います。

今日の生き物と草花

いつも畑に行くと、花がたくさん咲いていて、虫もたくさんいて、いい畑だなぁと感じます。自然農をはじめたばかりで収穫量は少ないですが、虫や花を観察していると楽しい気持ちになるので、それが何よりですね。

溢液現象は、イチゴだけではなく、いろいろな植物に見られるようです。定植して数日のミニトマトにも見られました。しっかり活着して、水を吸い上げている証拠だと思うと、うれしい気持ちになります。

\ ぼたんだよ /

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