2022.01.09 畑の記録「極寒の日々のあと」

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久しぶりにあたたかい一日だったので、今年に入ってはじめて畑のようすを見に行ってみました。24 日以来なので、前回から 2 週間以上経ちました。本格的に寒い日が続いていたので、どうなっているか心配でしたが、思った以上の惨状でした。それでも、雪山の景色は非常に美しく、あたたかい太陽の光を浴びながら、心地よい時間が過ごせました。

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畑の全景

まずは畑の全景です。四方向から写真を撮ってみました。近づいてみるまでは、はっきりは分からなかったのですが、全滅に近いような状況です。

標高が高めで寒い地域だということは承知していましたが、思った以上の寒さです。極寒です!! 特に、植物に対する影響は予想以上でした。この辺りは、ここ何年かは雪がほとんど降っていないらしく、先週全国的に雪が降ったときにも、全く積もりませんでした。そのかわり、気温が下がります。このところ最低気温はずっと氷点下ですが、特に寒い日にはマイナス 10℃ 近くまで下がっています。最高気温が 1℃ という日もあります。それに追い打ちをかけるように、毎日のように強風が吹き荒れています。北から襲いかかる冷たい風が、気温以上に植物を苦しめているのではないかと思います。この地域で冬に野菜を育てたければ、ビニールでトンネルを作るなどの対策をしなければ、どうしようもないということがわかりました。

それぞれの野菜の現状

最近 iPhone のカメラの調子が悪く、近くにピントが合わなくなってしまいました。畑に行くときはカメラを持っていこうと思っていたのですが、今日は急に思い立って出かけたので、すっかり忘れてしまいました。そういうわけで、ひどい写真しかありませんが、一応何枚か写真を載せておきます。

一番心配だったスナップエンドウは、ほとんどダメになってしまいました。写真はピンボケで分かりにくいですが、黄色くなってヨレヨレです。風が当たるのを草マルチである程度さえぎっても、これほど強く冷たい風がずっと吹いていては、とても冬は越せそうにありません。でも、根元の大麦は元気そうです。風をさえぎるものが何もない通路に植えた大麦は黄色くなって相当ダメージを受けている感じなので、大麦くらい寒さに耐性があれば、草マルチだけでも大丈夫なのかもしれません。

注目の芽キャベツは、写真はありませんが、かなり弱っていました。カリフラワーも成長がなく、弱っていました。ブロッコリーは、小さめのものは首を垂れて虫の息ですが、大きめのものは、なんとか持ちこたえています。

苺は一本ダメになっているようでしたが、それ以外は大丈夫そうです。ワイルドストロベリーは、かなり枯れていましたが、多分その状態で冬を越すのではないかと思います。

元気だったカラシナさえも、成長しないばかりか、かなり枯れていました。寒さに強いはずの縮みほうれん草もあまり元気がありません。

寒い時期はまだまだ続くので、おそらく被害は拡大すると思われます。ただ、これだけの寒さでも、ニンニクや苺は大丈夫そうなので、少なくとも一部の野菜は、春まで生き残ってくれそうです!

本日の収穫

寒さにすっかりやられた畑ですが、ほんのちょっとだけ茎ブロッコリーとカラシナを収穫することができました。スープに入れてありがたくいただきました!

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