2021.11.11 畑の記録「強風のあとの草マルチ」

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昨日から今日にかけて強風が続いています。風の影響が少し心配な畑のようすを見に行ってきました。今日は風は強いものの、よく晴れて最高の畑日和でした。

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3 日前の草マルチ、強風の影響は?

3 日前に冬支度にと畑にしっかりと草マルチをしましたが、昨日から激しい風! 夜の間もずっと吹いていて、もしかしたら草が全部飛んでいるのではないかと心配しましたが、今日見に行ってみると、全く飛んでいなくて安心しました。畑をはじめてすぐ、草がないので藁を少しだけ買い、スイカなどにマルチをしましたが、そのときは強風で見事にそこらじゅうにまき散らされました。そのときは土が見えるほどうっすらと藁を敷いただけでしたが、今は草マルチに厚みが出ているのでかなり飛びにくくなったようです。このくらい強い風でも飛ばされないのがわかって、これからは安心です!

芽キャベツの世話、自然農の「補い」のこと

芽キャベツの下の方の葉っぱと芽は、そのままにしておくと、上にできる芽の成長が悪くなるということなので、下から 10 cm くらいまでのものをとりました。それから、少し土寄せをして、根元に米ぬかと油かすを半々の割合で混ぜたものをまきました。自然農は、(農薬や肥料を)「持ち込まない」という原則があって、基本的には無肥料です。ただし、土に養分が足りないときは、田畑で出たものを田畑に返して循環させるという意味で、米ぬかや油かすなどは使用してもよいようです。これを「補い」といいますが、この米ぬかなども土に漉き込むことはせず、土の表面にパラパラとまくだけです。また、川口由一さんは、家庭で出た生ごみや漢方薬を煎じたかすなども畑にまくそうです。生ごみをそのまま畑の表面にまくと、動物が来て荒らすので、うちでは穴を掘って埋め、分解されてできた土を補いに使っています。

それぞれの野菜の現状

この頃日が暮れるのが早く、日照時間が短くなってきたのもあり、畝の北側にまいた種は、芽を出しても日当たりが悪いせいでほとんど成長しません。同様に東側も、他の作物の陰になると、西日が当たりにくくなって成長が悪いです。当然かもしれませんが、先に成長している作物がある畝では、その作物の北側には種をまいてはいけないということに気付きました。何事も実際にやってみてはじめて気が付くものですね。

全体的には、土に養分が少ないからか、ほとんどの野菜はあまり大きくなりません。周りの畑を見ると、大根もうちの倍くらいに太っているので、やっぱり肥料を使うと違いますね。とはいえ、肥料なしでも収穫できる程度に育ってくれているのでありがたいです。

その他の作業

3 日前には、はじめての麦踏みをしましたが、今日は残っている麦を全部踏みました。まだ小さいのでそっとですが。

それから、前回に引き続き、空き地から草を刈ってきて、マルチをさらに分厚くしました。かなり頼もしい厚みになってきました。おととい雨が降りましたが、今日もマルチの下はしっとりしていて、保水力は抜群です。マルチをちょっとめくってみると、虫たちが活動しています。

芽キャベツに米ぬかと油かすで補いをしたことは書きましたが、成長がもうひとつ思わしくない大根その他にも補いをしました。即効性はありませんが、徐々にでも効果がでますように!

本日の収穫

今日の主役は大根です! 足と比べるとわかると思いますが、まだあまり大きくはありません(靴のサイズは 23 センチです)。もうちょっと育てたかったですが、隣の大根と場所を争っていたので早めに収穫しました。明日は大根料理、楽しみです。葉っぱもきれいなので使えますね。それ以外には、小カブ、ハツカダイコン、ケール、カラシナ、茎ブロッコリーを収穫しました。写真にはありませんが、パクチーの種(コリアンダー)も採りました。

今日の生き物

畑にはいろいろな生き物が住んでいるので、写真を撮るのも楽しいです。

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